田口麗斗。
巨人の若き左ピッチャーで、2016年シーズンは10勝をマークし、2017年シーズンは13勝4敗という成績を残しました。
田口麗斗の躍進は留まることを知りません!
では、田口はなぜ躍進したのか??
その理由をデータから迫っていきます!
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田口麗斗をなぜ打てない?~田口の球種~
田口の球種はストレートとスライダー。そして、チェンジアップ・カーブ。
それらの球種を駆使して、打者を打ち取っていくスタイルです。
この4つの球種で2016年シーズン打者を抑え込み、2017年シーズンも、球種は変わっていません。
それでも2016年の10勝に続き、2017年は13勝。
なぜこれらの変化球だけで抑えきることが出来たのでしょうか?
田口が勝てた要因はコントロール!スライダーを内外に投げ分けた田口
2016年田口が活躍できた一番大きな要因はコントロールだろう。それは2017年も同様だ。
田口はスライダーを右打者の内側、外側に投げ分ける技術が優れています。
右打者のインコースに曲がるスライダーで、ファールや空振りを取り、右打者外のボールゾーンから、ストライクに曲がるスライダーで、見逃しのストライクを取る。
スライダーだけでも、ストライクを取れる引き出しが2つあるのです。
それに加えて、ストレートもコントロールがよく、そこにチェンジアップを挟むことで、投球に緩急を生んでいます。
ストライクが取れる引き出し、数多くのストライクの取り方を知っている田口の躍進は当然だったと言えるでしょう。
しかし、コントロールだけではありません。
現地で田口を見た時、もう1つ驚いたことがありました。
田口のストレートのキレにびっくりした!!
田口が投げている試合を見に行きました。
見にくい角度から、見ている時はあまり何も感じませんでしたが、外野バックスクリーンの横ぐらいの席から田口を見た時、田口のボールにびっくり!!
ストレートが浮き上がるような感覚が100メートル以上離れたところからも、確認できたのです
プロの1軍のピッチャーはみんなそうと言えば、そうなのですが、田口のストレートは特に綺麗に浮き上がっています。
これは現地で見なければわからなかったことかもしれません。テレビ中継よりも、断然よく見えました。
巨人田口麗斗の今後の課題と選択肢
いい成績を残している田口ですが、これからの課題もあります。
左打者にはよく打たれた
2016年シーズンは左打者への対戦成績が悪く、被打率を比べると
対右.225
対左.294
となっています。
そして、2017年の被打率は
対右.244
対左.253
2017年は左の被打率が改善されました。
が、それでも対左の方が被打率が高め
その課題を田口はどう克服していくのでしょうか??
数年以内にシュート習得を提案される!それが上手くいくかいかないか。
田口のような投手は、左打者の内角を突くことが要求されます。
なので、今後シュート習得を提案されるか、自ら習得に取り組むことになるでしょう。
もう練習段階では取り組んでいるのかもしれない。これが上手くいけば、一段上のピッチャーになり、左打者も、もっと抑えることが出来るはずです。
だが、上手くいかなかったパターンが怖い。
上手くいかないパターンというのは、シュートを曲げようとして、体の開きが早くなり、その結果、今現在持っているコントロールやスライダー、ストレートのキレを失ってしまうパターン。
一旦キレを失ってしまうと、戻すのに時間がかかる。最悪の場合一生戻らないこともある。
シュート系習得で、上手く行ったのは山口鉄也。
今やシュートをどんどん使うまでになっています。
反対に上手くいかなかったのは、元巨人の東野峻。
先輩阿部いわく「ツーシーム(シュート系)を覚えたら、スライダーのキレが悪くなった」
とのこと。
田口もこの先、このシュートをどうするかの迫られることになりそうだ。田口とその周りがどのような選択をするのかはわからないが、私個人としては、2018年ごろに習得に向かっていってほしいと思っています。
田口麗斗2018年不調の理由
2018年の田口はとにかくコントロールに不安があります。
ストレートとスライダーが抜けるケースが多く、スライダーに関しては切れ味も良くない印象です。
コントロールがないとなると、田口の持ち味の大部分が失われることになるので、打たれるケースが目立ってきてしまいます。
今後、修正されるかどうかはわかりませんが、コントロールを修正しない限り、調子が上向いていかないでしょう。
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