東京ドーム6連戦は残念ながら、いい成績を残すことができませんでした。
DeNA→広島という6連戦でしたが、ホームゲームとしては情けない内容。
個人的には借金3以内につけ、勝率5割前後にいることができればという思いでしたが、残念ながら、負けが先行している内容です。
上原浩治の投入自体は責められるべきではない
広島戦の第3戦で、上原を投入し、結果的に3失点を喫してしまった。
残念ながら、上原の投球は決していいとは言えず、今日に関してはたまたま抑えていた。
そして、菊池の場面に関してはストレートが抜けて、結果的に不利なカウントにしてしまい、スプリットをやむなく選択したが、それも失投で打たれてしまった。
キャッチャーとしては上原を庇おうとするだろうが、ストレートがあれだけ抜けたので、スプリットを選択したのは間違っていないと思うし、それしか選択肢がなかったと言ってもいい。
非常に厳しい投球だった。
ただ、あの場面で上原を投入するのは理解できるし、上原で流れを変えたいという気持ちもわかる。
上原を投入したこと自体は決して間違ってはいないと思う。上原の状態がよくなかった。
DeNA戦よりは内容がよかった
よくはなかったが、DeNA戦の投球内容よりは少しよかった。
だが、DeNA戦よりもよかったというだけであり、1軍で通用するのかと言われれば、厳しいと言わざるを得ない。
阪神戦の投球は球にキレがあったが、今は落ちている。
ここまではスプリットの軌道に慣れていなかったバッターが多かったので、抑えられることも多かったが、各対戦カードが2巡、3巡する交流戦前にはさらに厳しくなっていただろう。
上原不調の原因はやはりコンディション
上原は開幕前にかなりのペースでブルペンに入り、フリーバッティングにも登板。
ハイペースの調整を行ってきた。
3月に入ってからの調整だったので、メジャーリーグのキャンプインよりも半月以上遅く、チームに合流したことになる。
コンディション的にどうにか開幕に間に合わせてきたが、その後にツケが回ってきたと感じる。
休んだからよくなるとかそういう問題でもなかったりする。
逆に、ベテランである以上、休めば休むほど体力の低下が避けられない。非常に難しい対応が首脳陣には求められている。
上原浩治の今後の起用法
今の状態では接戦を任せることはできないというのが正直なところだろう。
負け試合でもいいというのなら、ビハインド局面で投げてもらいたいところだが、どうなんだろうか?
2軍に落として、再調整という考えもあるが、これほど実績がある選手が緊張感が若干劣る2軍で調整しても、いい調整になるとは限らない。
なので、私の意見としてはビハインド局面で投げてもらい、流れを変えてもらう役割を担ってもらいたい。
同点やリード局面は澤村・マシソン・カミネロに任せ、負けムードを払拭する場面を期待したいところ。
そこで、ダメか、その役割を与えることができないのなら、2軍再調整でいい。
まとめ
最終回粘ったが、最後の1本が出ず、負けてしまった。
だが、大きな原因は終盤での失点だ。
基本的に終盤で逆転されれば、相手の勝ちパターンのピッチャーが出てしまうので、簡単に点を取ることができない。
巨人サイドで物事を考えれば、わかりやすい。
7回か8回に逆転したら、マシソン・カミネロとなるのだ。そうなったら、勝つ確率が高いのは明白だろう。
終盤での失点を最小限にしなければならない。
打線は1試合平均4点以上取れているので、このままの野球を続けてもらいたい。