巨人2018年開幕3連戦技術論中心の振り返りと来週の注目点!

 

2018年シーズンが開幕した。

巨人は開幕シリーズ2勝1敗。

開幕戦は落としたものの、その後の2試合に勝利しました。

今回はその3連戦を振り返ります。

 

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岡本和真の活躍

この3連戦の1番は岡本和真の活躍。

右足に体重が乗せるフォームに変化し、タイミングよく打っている。それに伴って、左肩の開きがなくなり、打つ確率が高い形だ。

去年までだと、左肩が開くため、外の変化球とインハイの速いボールの対応が悪くなっていたが、今年は違う。

今の形が続く限り、1軍レギュラーとしての活躍を期待していいだろう。

 

野上亮磨のピッチング

この3連戦で最もいい成績を残したのは野上亮磨だったが、野上は完璧に相手を抑えるタイプではない。

コントロール良く、相手を封じていくタイプのピッチングなので、この阪神戦で見せたようなピッチングが多くなるだろう。

「ホームランは打たれるが、試合を作る能力に長けている」

そんなピッチャーだ。

1年間ローテーションを守ってほしいピッチャーであることには間違いない。

 

吉川尚輝のバッティング

吉川尚輝のバッティングは悪いと思わないが、形を崩すとすれば、低めのボール球に手を出していくところから始まるだろう。

去年の段階から、状態の悪いときは低めの変化球にバットが回りがちだったが、それが出てきてしまえば、打率を残すのは難しい。

若干のボール球なら、仕方がない部分があるが、開幕3試合目で、低めのボール球に手を出すシーンは少し気になった。

大きく外れるボールに手を出さないように来週以降気をつけてもらいたい。

 

マギーとゲレーロのバッティングについて

マギーに関しては今かなりの不調だと言っていい。

1本ヒットが出ても、不調が変わらないということはもう少し時間がかかるだろう。

バットの出方が悪く、振りが鈍いのは明らかだが、いつになったらよくなるのか?またはよくならないのか?

幸いにも、開幕3連戦を勝ち越すことができたので、もう少し我慢する余裕はあるだろう。

ゲレーロに関してはかなり高めを突かれている。

そこのボールを打ち返すタイプのバッターではないので、高めのボール球をどれだけ見送れるかがポイントになるだろう。

相手に研究され尽くしているはずなので、そこを打開してもらいたい。

 

来週の注目点

来週の注目点をまとめました。

 

マシソンがいつ投げるのか?

開幕3連戦で、主要な選手はほとんど出場しましたが、マシソンは登板することはなかった。

なので、マシソンが今どのような状態にあるのかがわからない。

来週の連戦で、いつ投げて、どのような状態なのかは要チェックだ。

 

大城は何試合スタメンになるのか?

大城が開幕第3戦目にスタメンマスクを被ったが、非常に落ち着いていたと感じる。

課題とされるキャッチャースローが要求される場面がなかったので、まだそこの部分は何とも言えないが、野上をリードする姿はよかった。

打力はあるので、今後もスタメンのチャンスはあるはず。

1週間に何試合スタメンで起用するのかに注目が集まる。

 

まとめ

開幕カードを勝ち越したことで、若干我慢ができるようになった。

それに加え、中盤以降がだいぶ厚くなったので、安定感が出ている。

マシソンが去年までのシーズンのような働きをしてくれれば、6回以降の失点はかなり防ぐことができ、中継ぎ陣が抑えている間に、得点を入れることができれば、若手の選手を使ったり、中継ぎ陣を休ませたりすることも可能になる。

今年は終盤で競り負ける可能性は去年よりも格段に減ってくるはずなので、かなり巨人には期待していい。

現代野球は中継ぎ陣がとてつもなく重要だが、そこが強化されたのは非常に大きいと感じた巨人開幕3連戦だった。

 

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