今朝の報道を見ると、こんな報道が。
「老川オーナー補強指令」
取るべき選手は取るという言葉の下、選手を獲得していくことを表明。
今回は補強についての考え方をまとめました!
私の補強についての考え方
補強に対する考え方は大きく2つです。
投手はある程度取ってもいい
投手の場合はいくら取ってもいいと思っています。
投手は1軍に12~13人必要で、ペナントを勝ち抜くには数が必要だからです。
補強によって、他の選手のチャンスがなくなる懸念も投手なら、そんなにありません。
2017年は山口俊と森福を取りました。
結果的に活躍しませんでしたが、ダメならダメで他の選手にチャンスは回っていきます。
投手の場合はある程度選手を獲得しても問題ないと考えますが、問題は野手です。
野手の場合ポジション被り補強は厳禁
マギーと村田のポジションが前半戦に被ってしまい、取り返しのつかない事態になりました。
後半戦はセカンドマギーで乗り越えましたが、致命傷となった前半戦の戦いを取り返すことはできず。
ポジション被りはチームを停滞させます。
このようなポジション被りによる低迷は2003年、清原とペタジーニの時に露呈した問題。
この時はペタジーニを外野に回すなどしましたが、上手くはいかず。
ポジション被りの限界を露呈しました。
このようなことから、実力者同志のポジションを被らせることはやってはいけないというのが野手補強の考えです。
マギーの補強は結局、村田の戦力外という事態にまで発展しました。
巨人の補強に一言。補強は料理の調味料だ
補強そのものを否定しません。
2012年は村田と杉内を獲得し、外国人ではホールトンを獲得。
圧倒的な強さで日本一を獲得しました。
補強とは料理でいう調味料。
塩であり、醤油であり、ソースです。
さじ加減一つで、料理をおいしくもするし、不味くもなる。
補強も同じで、今のチームに合わせて、適切な補強が行わなければならない。
塩を入れすぎると、料理が不味くなるように、補強のしすぎはチームを停滞させる。
逆に、調味料をまったく入れないと、それはそれで素っ気ない。
適量が大事だ。
2017年オフの巨人補強を考える
今オフも多少なりとも補強が必要でしょう。
一番の懸念はマイコラスとマシソンの去就だ。
この2人の去就次第では大きな補強を行わなければならなくなります。
投手の補強は中継ぎ1人、先発1人をFAと新外国人で検討する必要があるでしょう。
野手の補強は基本的に必要ないと思いますが、必要があるとすれば、レフトとファーストができる大砲が欲しいです。
この場合、レフト中心でファーストも守れるぐらいの選手理想です。
補強するなら、投手中心の補強が私の考え方です。
巨人補強大号令まとめ
補強はチームを強くするだけではなく、弱くもします。
非常に難しいものです。
しっかりとしたプランを持って補強すれば、チームの骨格はできていくでしょう。
いい補強を今オフ期待します!