巨人が阪神に敗れ、11年ぶりのBクラス。
残念な結果になりました。
この1年を振り返ると、いろんなことがありましたが、1つだけ思うことは・・・
キャンプをどうにかしないといけない!!!!
ということです。
・残念ながら、キャンプ中継は見る価値がなかった
今季のキャンプ中の記事に「巨人は声が出ていない」なんてものが。
覚えている方はどれぐらいいるでしょうか??
声が出ているか出ていないかはともかくとして、雰囲気が緩んでいるのは間違いないと言わざるを得なかった。
キャンプ序盤、ノックを受けた後に説教を受ける若手軍団たち。
残念ながら、そんな空気感だった。
一番衝撃的だったのが挟殺プレーの練習。
岡本が全力でランナーを追いかけず、タッチせず。なぁなぁで終わらせてしまう場面もあった。
挟殺プレーで、ランナーを全力で追いかけないのは論外である。
そんなことがあるのか?と思わず目を疑った。
・キャンプでの練習時間は長いが・・・
練習時間は確かに長く、頑張って練習していることも確か。
しかし、カープのキャンプに比べて、ノック1つにしても質が落ちるし、そこが残念だった。
巨大な戦力があれば、それでも勝てるかもしれないが、そこまでの戦力差がないのであれば、今のキャンプの内容ではなかなか勝ち切るのは難しいだろう。
練習時間はある。練習の中身。全体練習の中身を重視してもらいたい。
・S班撤廃はいい方に回った
S班が撤廃され、ベテランも同じ土俵でキャンプを行えたのは2017年キャンプの収穫。
結果として、ベテラン勢は大きな離脱をすることなく、想定内の成績を残してくれた。
しかし、ベテラン勢が今年以上の成績を残すことは難しいだろう。
2割7分15本程度が限界だと感じる。
こうなると新しい世代の選手達に頑張ってもらうしかない。
が、キャンプを見ているとなかなか難しそうだった。
・キャンプで悪い形で固まる若手と頑張る若手
キャンプではノックを受けた後に、ベンチで岡本や立岡等が仲良く話していた。
正直、主力との温度差を感じた。
ノック後に仲良く喋っているのは悪いとは言わないが、ノック後は確認事項などがあるはずだ。
それらをコーチや主力に聞かない。緊張感に欠けていた。
一方で、練習をしっかりしている若手もいた。
ルーキー池田駿は新人合同自主トレのノックを一球一球真剣に受けていた。
中川は体が一回り大きくなっていて、だいぶトレーニングした印象を受けた。
石川慎吾はキャンプから、フルスイングを貫いていた。
そういったいい面もある。
しかし、去年のオフ阿部が「ジャイアンツ球場は負」と言っていたのを実感したのも事実だ。
秋季キャンプ・春季キャンプはかなり改革をしなければならないだろう。
しっかり育てる環境・意識を作り上げなければ、巨人の若手不足は解消されない。