巨人の若手が育たない。
そんな声が出るようになってから、だいぶ時が経ちます。
選手の取りすぎで、選手の出場機会がないとはよく言われますが、1軍は結果を出さなければ起用されない場所。
問題は2軍です。
ジャイアンツ2軍の惨状を見ていきます。
・2017年ある日の2軍
2017年ある日の巨人の2軍です。
セカンド クルーズ
キャッチャー 相川
先発投手 大竹寛
中継ぎ 森福
DH ギャレット
途中出場 片岡
これが1軍に上がってきた若手がすぐに結果が出ない最大の要因。
言わずともわかる2軍若手の出場機会減。
クルーズはトレードされ、片岡はコンディション不良で、空いているポジションは増えましたが。上記の選手が出場している間は、若手活躍の場はなし。
2軍の試合すら出れない状況だったのです。
・FA選手が1軍で活躍すれば、若手は育つ!が・・・
FA選手が大量に加入しても、若手が出てくる。
そんな年もありました。2008年です。
2007年にFAで、小笠原が加入し、谷もトレードで獲得。
2008年にはラミレス・グライシンガー・クルーンを獲得。
多くの選手を獲得しましたが、越智・山口・坂本等、若手選手が台頭してきました。
ここから考えると、FA選手が1軍で活躍してくれれば、若手は育つのです。
坂本はFA選手が主軸でどっしりしているので、安心して8番を任せられました。
しかし、FA選手が1軍で活躍できなかった時は大変。
ジャイアンツ球場は実績あるバッターで溢れ、若手の出場は制限されてしまうのです。
これがここ数年の2軍です。
・外国人は最大5人。FAは1軍主軸レベルを厳選すべし
補強自体を否定するつもりはそこまでありません。
しかし、補強選手が活躍しなかった場合、2軍の若手の出場機会を相当奪うことになるのは想定しておくべき。
これでは若手が出てきません。
なので、外国人は多くて5人。FAはスタメンレベルを厳選していくべきでしょう
外国人6人も7人もいると、2軍が大変なことになります。
FA選手が2軍の試合に出れば、若手のチャンスは減ります。
1軍の出場機会よりも、2軍の出場機会。
若手選手が2軍の出場機会を失うことがないように、補強を進めてもらいたいものです!!