プロ野球の配球を批判するなら、前打席・前回対戦の中身ぐらい最低覚えておくべき!!




配球批判はいいけど、前の打席と前回対戦時の中身を全て記憶してる??

配球は記憶力が大事なのに、そこが抜け落ちていたら、配球もクソもないじゃん!!



これが配球に対する意見。

この回は外が多いから、強気にインコースを突くべき!!」

「はぁ???」

「前回対戦とその試合の打席のデータをおおまかでもいいから出してくれ」と声を大にして言いたいです。

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・菅野対山田で振り返る

7月11日ヤクルト戦での菅野対山田。

第1打席インコースのワンシームをヒット。

第2打席はインコースのワンシームをヒット。

第3打席は外中心の配球で空振り三振。

そして、重要なのは前回対戦!!

前回菅野とヤクルトが対戦したのは5月16日。

日付まではさすがに覚えてませんでした。

でも、この時の対戦は覚えてます。

この時も、7月11日とほぼ同じ。

第2打席までインコースのワンシームで打ち取って、第3打席以降は外で勝負していました。


・打者を迎えれば全球思い出す

野球をテキトーに見てると、何投げたか覚えてられませんよね?

でも、集中していれば、全球記憶することは難しいことではありません。


野球経験者なら、絶対覚えていられるはずです(未経験者の方は難しいです)

バレンティンを迎えれば、バレンティンに投げた球を全球思い出すし、山田を迎えれば、山田に投げた球を全球思い出します。

いろんな予定があったりして、全球集中して見ることは難しいですが、集中して見ていれば、これぐらいは当然です。

というより・・・

野球経験者で覚えられないってあり得るの??

というのが正直な感想です。

・同じ打たれ方をしてもいい場面はある

さて、山田に話を戻すと

第1打席インコースのワンシームをヒット。

第2打席はインコースのワンシームをヒット。

しかも、2打席とも初球。

2打席目は1打席目と全く同じヒットの打たれ方をしています(映像で見ればよりわかります)




しかし、「同じ打たれ方をするなんてけしからん!!!」

なんて言っていてはいけません。

6回の第3打席では外一辺倒で、山田を三振に打ち取っています。

第2打席は0‐0の同点、3回2アウトランナーなしの場面なので、ヒットは打たれてもいい局面。

第3打席は1‐0のリードで、6回ノーアウトランナー1塁だったので、絶対抑えたい局面。

中盤、終盤で外勝負ができるように、第2打席はインコースを攻めた。

その結果、ヒットを打たれてしまったが、重要な局面で一発の可能性が少ない外勝負で抑えることができた。

3回の第2打席に山田にヒットは打たれてしまったが、意味はあった。

ということになります。

・配球の正解は素人にはわからないが、記憶力に正解はある

配球に正解はわかりません。

野球経験者と言っても、プロ野球経験者でなければ、すべて素人。

アマチュアとプロには大きすぎる差があります。

しかし、記憶力には正解があります。


前回対戦、その試合の前の打席で、どのようなボールを投げたかは覚えておくことができます。

配球批判するなら、それまでにどんなボールを投げたかは全球記憶しておいてもらいたいです!



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