4月9日日曜日
阪神に巨人が敗北しました。
継投が上手くいかず・・・
逆転負けを喫しました。
・大竹続投に見えるリリーフ陣の課題
大竹の続投が結果的に裏目に出た格好ですが・・・
どちらの選択肢もありえ、非常に難しい判断でした。
結果だけを見れば、代えた方がよかったのですが、それ以上の問題は・・・
7回に接戦で投げさせる右投手の不在。
7回同点または接戦リードの展開で、相手に右打者が並んでいる場合、どう継投するのかが見えてきません。
ルーキー谷岡に7回を任せるのか?
そう考えると、まだ厳しい気もします。
今回の継投ミスの本質は、接戦時の対右打者対応。
森福・山口と7回接戦での起用を想定される投手は左投手ばかり。
ここのバランスが非常に悪いのが問題の本質です。
右投手で、7回を任せる投手がいないとなれば、今日の大竹続投の判断も頷けます。
・継投ミスは大竹を交代するかしないかという点だけではない
交代するかしないかだけで問題を片付けてはいけません。
「打たれたから、その前で代えとけばよかった」
という単純な問題ではありません。
7回に投げる左投手が2人存在しているのが問題なのです。
マシソン・カミネロは8回以降でないと投げないので、7回に接戦で投げさせる右投手が1人必要です。
7回を任せる右投手がいれば、大竹を6回で交代し、代打攻勢という手段がよりやりやすくなっていました。
・山口鉄也と池田のどちらかは過剰
谷岡を試合中盤で使う以上、7回を任せるピッチャーに、谷岡はならないでしょう。
仮に谷岡を7回に起用するとするなら、もう1人ロングリリーフできる右の中継ぎが必要になります。
現在、中継ぎは右3人、左3人とバランスがいいように見えますが、右左関係なく起用するマシソン・カミネロを除くと、右は谷岡1人。
山口鉄也の現状を見ると、7回を任せられるのは森福ですが、右の強打者が並ぶ打順で、森福を起用できるのかが非常に疑問です。
去年は宮國と山口が7回を投げていましたが、左右1人ずつ7回を任せられるピッチャーが欲しいところ。
「マシソン・カミネロ・7回を任せられるリリーフ左右1人ずつ・ロングリリーフできるリリーフ左右2人」
が理想の陣形だと思います。
そういう意味で、山口鉄也と池田どちらかが過剰です。
左投手過多です。
・継投ミスまとめ
継投ミスはチーム全体の戦力とも密接に関わってきます。
今の2軍の現状を見ると、先発陣は豊富にいます。
宮國・高木・杉内・・・
山口俊もいずれ帰ってくるでしょう。
なので、右のリリーフ(高木、宮國の中継ぎ起用も含め)を中継ぎで昇格させ、左の山口か池田を2軍に降格
谷岡か昇格した右の中継ぎを7回と中盤のロングリリーフ(敗戦処理)に配置し、7回の左が森福。
山口鉄也か池田が左のロングリリーフ枠。
と個人的に考えます。
大竹が続投した7回は原口・、鳥谷、北條、梅野と右打者中心の打順でした。
そういう回を任せる右投手がいない。
これが課題だと思います。