小林誠司総まとめ！トレード説や年俸推移を成績とともに解説！高校時代時代のエピソードは？

2013年にドラフト1位で読売ジャイアンツに指名された小林誠司捕手。強肩で高い盗塁阻止率を誇り、リード面でもエースの菅野智之を始め、投手陣からの信頼も厚く、2018年には山口俊、菅野智之両投手とノーヒットノーランを2試合達成しています。

一方で甘いルックスからイケメンとして女性ファンも多く、写真集がすぐに完売してしまうほどの人気ぶり。

そんな小林選手について、プロフィールや成績から、交友関係や甲子園に出場した高校時代、さらに気になる写真集についてもリサーチしてみました！

小林誠司の経歴・プロフィール

小林誠司の成績推移

原監督に、「守る部分においては、うちで一番」と言われるほど守備力への評価は高い一方、打撃面は入団当初から課題となっていて、特にここ2年間は1割を切っています。

指名打者制のないセ・リーグではキャッチャーにも打力が求められます。そのため、打力で上回る大城卓三選手に正捕手の座を奪われてしまい、出場機会も激減しました。

過去のジャイアンツで正捕手をつとめた山倉和博選手や村田真一選手は、打率こそ2割そこそこだったものの、意外な場面での一発があり、特に87年優勝時の山倉選手は22本のホームランを放ち、「恐怖の8番打者」と呼ばれ、MVPも獲得しました。

小林選手に長打力を求めるのは酷かもしれませんが、打撃は淡白に見えるケースが多いのも事実です。相手ピッチャーに球数を投げさせるとか、しぶとく四球を見極めるといった、相手にとってのいやらしさがもう少しあっても良いのでは、と思います。

今年は自主トレから「全てを変える」という心構えで臨み、連日約1000スイング、他の練習も含めて計9時間の猛特訓を自らに課していました。何よりチーム内でも人気がある選手なので、小林選手が打つとベンチのムードも盛り上がります。

今シーズンの打撃成績にも注目したいところですね！

小林誠司の年棒推移

小林選手は19年オフに球団と4年契約を結んでいます。

19年は打撃面では今一つだったものの、リーグトップの盗塁阻止率（.419）や、山口俊投手と共に最優秀バッテリー賞を受賞するなど守備面で大きく貢献したことで契約に至ったのでは、と考えられます。

また、ファンの人気が高く、グッズや写真集も売れ行きが好調なので、そちらの評価も含まれているのかもしれません。

一方でSNS上では厳しい意見も多く、後輩の大城卓三選手に正捕手の座を譲った状態での1億円更改には批判の声も出ています。

やはり打つ方で実績を残す必要がありますね。

小林誠司と仲良しの選手は誰？

小林選手は選手間で人気があり、ほぼ「誠司」「誠司さん」呼びされています。さらにはグータッチ（通称コバタッチ）してもらって喜ぶ選手も。

その中でも同級生で、大学時代から交流のあった菅野智之投手とは「スガコバ」と呼ばれるほど公私共に仲が良く、オフィシャルグッズも発売されているほどです。

SNSでも「今日はスガコバだからいつもより菅野楽しそうに投げてた」などの声があります。

また、同じ捕手でライバルであるはずの大城卓三選手とも仲が良く、試合前などに楽しそうにしている様子がSNSに投稿されていて、「タクコバ」と呼ばれています。

他にも、同級生の丸佳浩選手は球場でもらえる冊子に、仲良しとして小林選手の名前を挙げていますし、同じ大阪府堺市出身の石川慎吾選手はLINEを送り合う仲で、「写真で送ってくる誠司さんの料理のグレードが上がるのが面白いです（笑）」と語っています。

小林誠司高校時代エピソード

高校時代のエピソードを甲子園出場歴についてご紹介します。

甲子園出場歴

小林選手は広島の名門、広陵高校で正捕手として3年生の春にセンバツに出場し、ベスト8の結果でした。さらに夏にも出場して、決勝戦まで進みましたが、佐賀北高校に逆転負けを喫して準優勝。

この時バッテリーを組んでいたのが、現在広島東洋カープの野村祐輔投手です。

夏の甲子園決勝では、8回まで4点リードしていたものの連打と四球で満塁となり、きわどい判定で押し出し。

さらに次の打者に逆転満塁ホームランを打たれて敗れてしまいました。

この試合を振り返って、小林選手は「僕の野球人生にとって、すごく大きな試合。自分を強く成長させてくれたと思います」と語っています。

それは野村投手も同じだったでしょう。

二人とも後年プロ球界からドラフト1位指名を受ける選手になれた背景には、この経験が生きているのだと思われます。

高校時代のエピソード

広陵高校入学時は投手兼遊撃手だった小林選手ですが、1年生の冬に中井監督の一言で捕手に転向します。

これには本人だけでなく周囲も驚いたそうですが、「肩の強さ、体の柔らかさ、そして気配りのできる優しさ」が理由だったと中井氏は語っています。

また、公式戦での高校通算本塁打はわずか1本ですが、それが高校3年夏の広島大会決勝戦の延長11回に左翼ポールギリギリに放った1打で、これが決勝点となりました。

2017年のWBCでの打率.450の活躍と重ねてみると、既にその頃から「持っている男」だったと言えるのではないでしょうか。

小林誠司は写真集も発売

プロ野球界でも屈指のイケメン、小林選手は2018年、21年にフォトブックを発売しています。どちらも報知新聞のカメラマン、矢口亨さんによるもので、「頑張る誠司をたくさん詰め込みました」と練習での姿がメインになっています。

18年に発売された際は即日完売してしまい、緊急増刷されるほどの人気でした。SNSでは「目の保養になる」「男前すぎて癒される」という声も。

他にも『月刊ジャイアンツ』に付録となった保存版ミニ写真集がファンの間で人気となったり、カレンダーも発売されています。

また、契約更改時のスーツ姿がカッコいいと話題になり、「小林誠司選手のスーツコレクションの写真集を出してほしい」という声があったり、私服のコーディネートのセンスがいいと評判になったりと、「絵になる男」小林選手は芸能人並みに女子受けがすごいです！

まとめ：小林誠司の今後は？

守備面での高い評価と実績がありつつ、打撃面の課題を克服できず、正捕手の座も奪われてしまった小林選手。高い年棒への批判もある中で、4月3日の阪神戦ではルーキーの赤星優志投手をリードし、7回4安打2失点での初勝利に貢献しました。

現状では大城選手が優先的に起用される中、与えられたチャンスで結果を残していくしかありません。

一方でファンだけでなく、チーム内でも人気の高い小林選手ですから、声援をパワーにして、もうひと花咲かせてほしいですね。

今シーズンの活躍に期待しましょう！