日本プロ野球の頂点を決める日本シリーズ。
その日本シリーズには長い歴史があります。
その中でも、今回は日本シリーズ4タテの歴史について。
日本シリーズを4連勝で制したチームを振り返っていきます!
日本シリーズ4連勝(4タテ)はレアケース
プロ野球日本シリーズは1950年に第1回が行われ、それ以降現在に至るまで、毎年行われています。
その歴史は長く、日本プロ野球の最後を彩る大一番となっています。
そんな日本シリーズでの4タテ(4勝0敗)は過去5度しかありません。極めて、レアなケースなのです。
過去の日本シリーズ4連勝(4タテ)の歴史
1959年 南海vs巨人
1959年の日本シリーズは南海の4連勝で幕を閉じました。
各試合のスコアは
巨人7‐10南海
巨人3‐6南海
南海3‐2巨人
南海3‐0巨人
合計スコアは南海22‐12巨人だった。
日本シリーズ史上初めて、4勝0敗で決着がついたケースで、終始南海が巨人を圧倒した日本シリーズになりました。
1960年 大洋vs大毎
1960年の日本シリーズも、前年の1959年に続いて、4タテで決着がついた。
各試合のスコアは
大洋1‐0大毎
大洋3‐2大毎
大毎5‐6大洋
大毎0‐1大洋
合計スコアは大洋11‐7大毎だった。
全ての試合が1点差という大熱戦だったが、結果は大洋の4連勝。
勝ち負けの差は大きくついてしまったが、スコア上は大熱戦だった。
1990年 西武vs巨人
1990年は西武が巨人を圧倒した。
各試合のスコアは
西武5‐0巨人
西武9‐5巨人
巨人0‐7西武
巨人3‐7西武
合計スコアは西武28‐8巨人だった。
終始、西武のペースで進み、巨人はシーズン中の強さを発揮することができなかった。
2002年 巨人vs西武
2002年は新人監督対決として、注目を集めた。
原辰徳監督率いる巨人と伊原春樹監督率いる西武の対決!
各試合のスコアは
巨人4‐1西武
巨人9‐4西武
西武2‐10巨人
西武6‐2巨人
合計スコアは巨人29‐9西武となりました。
このシリーズは巨人が投打に圧倒し、西武を寄せ付けませんでした。
原辰徳監督が初の日本一となりました。
2005年 ロッテvs阪神
2005年はバレンタイン監督率いるロッテ岡田彰布監督率いる阪神の対決でした。
各試合の結果は
ロッテ10‐1阪神
ロッテ10‐0阪神
阪神1‐10ロッテ
阪神2‐3ロッテ
合計スコアはロッテ33‐4阪神となりました。
4タテで決まった日本シリーズの中で、最も点差が開いた日本シリーズとなり、終始ロッテが圧倒しました。
日本シリーズの4タテ~まとめ~
日本シリーズの4タテ極めてレアケース。
約70年ある日本シリーズの歴史の中で、数えるほどしかありません。
相手を圧倒する日本シリーズもまた1つの魅力。
ですが、私は第7戦までもつれこむような接戦が好きです!
日本シリーズの更なる歴史
→日本シリーズ3連敗から4連勝の歴史。DeNAは歴史に名を刻むか?