プロ野球シーズンも終わりましたが、まだまだ試合があります。
野球日本代表(侍ジャパン)の試合です。
韓国との試合が行われましたが、勝って喜べる内容ではありません。
100回試合すれば、99回は負ける内容です。
今回の稲葉ジャパン初陣で浮き彫りになった若手メンバーの長所と短所を見つめてみました。
2017年11月稲葉ジャパン始動時のメンバー
今回選出されたメンバーは2020年の東京オリンピックに向けて、若手中心のメンバーです。
今回のメンバーは以下の通りです。
投手
野田昇吾
又吉克樹(オーバーエイジ)
多和田真三郎
山崎康晃
近藤大亮
今永昇太
薮田和樹
平井克典
石崎剛
堀瑞輝
田口麗斗
野手
<捕手>
近藤健介
田村龍弘
若月健矢
甲斐拓也(オーバーエイジ)
<内野手>
京田陽太
源田壮亮
外崎修汰
中村奨吾
松本剛
山川穂高(オーバーエイジ)
西川龍馬
<外野手>
オコエ瑠偉
桑原将志
上林誠知
侍ジャパンの欠点は投手にあり
今回は若手中心のメンバー。
しかし、投手陣に弱さを感じてしまいます。
2017年シーズン大活躍した薮田や今永等が選出されていますが、シーズン中に平均6~7回ぐらいで降板するピッチャーは国際大会では5回持たないことが多め。
若い世代で、7~8回を安定して投げるレベルのピッチャーが出てきて欲しいというのが本音です。
薮田投手にしても、今永投手にしても、田口投手にしても、完投する時もありますが、基本的に6~7イニングで降板する印象。
国際大会では普段よりも緊張感もあがり、ボールも変わり、スタミナの減りも普段と違うので、もう少し長いイニングを投げれる先発投手が必要です。
常時7~8回投げれる投手がいると、国際大会でもある程度のイニングを任せることができます。
救援陣の負担も減るのです。
救援陣の人材はいる
救援陣で言うと、実績ある山崎康晃や今回選出されてはいませんが、若い世代では松井裕樹もいます。
2人とも経験があり、救援を任せるには十分な人材でしょう。
2020年のオリンピック本戦も、この2人が中継ぎの中心として君臨しているのは間違いないでしょう。
問題はその2人に繋ぐまでの投手継投。
正直、今回のメンバーではまだまだ不安があります。
来年以降は、年齢が上のメンバーも招集したりすると思いますが、抑えまでの投手継投は課題になっていくでしょう。
野手は守備走塁に長けたメンバー構成
野手の布陣を見てみると、大砲と呼べるのは山川穂高ぐらい。
他のバッターも一発はありますが、大砲と呼べるバッターはいません。
WBCの時は筒香・中田という大砲に加え、山田哲人など一発が打てる打線でした。
今回のメンバーは走塁と堅守に長けていて、バリエーション豊かな攻撃を仕掛けることができそうなメンバーです。
なので、守備や走塁での積極的なプレーをこのメンバーには期待したいです。
- 国際大会でどのように盗塁を決めるのか?
- どのチームよりも守備面で多くのアウトを取っていけるか?
このあたりが勝利をへの鍵。
監督も黙って打てということではなく、いろんな作戦が求められていくことになります!
稲葉ジャパンの欠点~まとめ~
まだ始まったばかりの稲葉ジャパンですが、今後は完投能力のある投手がその世代で出てくるかが重要でしょう。
東京五輪にどのピッチャーが参加ができるかわかりません。
より長いイニングをペナントで投げれるようになって、国際大会でも5~6回ぐらいは先発が投げれるようになってほしいです。
2020年に期待!!