2005年から始まったセ・パ交流戦。
交流戦も始まってから、だいぶ時が経ち、歴史が刻まれてきました。様々なルール変更を経て、現在に至っているわけですが・・・
今回はそんな交流戦のホームランについて。
交流戦で過去に1番ホームランを打ったのは誰なのか?過去の交流戦の年度別ホームラン王は一体誰なのか!?
交流戦のホームランについて、今回はまとめました。
歴代交流戦のホームラン王一覧
交流戦歴代のホームラン王を一覧は以下の通りです。
2005年 李承燁、多村仁、小久保裕紀、中村剛也・・・12本塁打
2006年 李承燁・・・16本塁打
2007年 タフィ・ローズ・・・11本塁打
2008年 タイロン・ウッズ・・・8本塁打
2009年 トニ・ブランコ・・・9本塁打
2010年 山﨑武司・・・11本塁打
2011年 中村剛也・・・7本塁打
2012年 中村剛也・・・12本塁打
2013年 井口資仁・・・10本塁打
2014年 エルドレッド、中村剛也・・・8本塁打
2015年 畠山和洋・・・9本塁打
2016年 山田哲人・・・8本塁打
2017年 ゲレーロ・・・9本塁打
2018年 上林誠知 7本
2019年 山田哲人 8本
2020年 交流戦中止
2021年 オースティン、 山田哲人、岡本和真、村上宗隆 7本
交流戦のホームラン王は2017年終了時点で、中村剛也の3回が最多記録です。
そして、交流戦最多ホームランは李承燁の16本ですが、これは36試合制の時のものなので、今の18試合制の交流戦でその記録を抜くのは困難なので、この記録は破られないと思われます。
今回紹介した2018年以降で、交流戦とシーズンホームラン王をどちらも獲得したのは、2021年シーズンの村上選手と岡本選手でした。
2021年は交流戦でも4人の選手がホームラン7本で並んでいますが、シーズンを通してもこの4人は好調だったようで、
村上宗隆 39本
岡本和真 39本
山田哲人 34本
オースティン 28本
というシーズンホームラン記録でした。
交流戦ホームラン王が4人ともセ・リーグというのも凄いですよね。
ちなみにこの2021年シーズンのパ・リーグホームラン王である杉本裕太郎選手は、交流戦では2本しか打てなかったようです。
交流戦歴代首位打者一覧
- 2005年 石井義人 .400
- 2006年 松中信彦 .408
- 2007年 ベニー .375
- 2008年 金本知憲 .407
- 2009年 高橋信二 .411
- 2010年 多村仁志 .415
- 2011年 坂口智隆 .412
- 2012年 角中勝也 .349
- 2013年 長谷川勇也 .418
- 2014年 山田哲人 .378
- 2015年 秋山翔吾 .432
- 2016年 城所龍磨 .415
- 2017年 丸佳浩 .411
- 2018年 角中勝也 .412
- 2019年 中川圭太 .386
- 2020年 交流戦中止
- 2021年 ビシエド .409
プロ野球のセ・パ交流戦は、2005年に始まりました。
当時は別リーグの6チームとそれぞれホーム・アンド・アウェー各3試合、計36試合となっていた交流戦ですが、2007年からは、セ・リーグでもシーズンの終わりにプレーオフを導入する予定であったことから、ホームとビジターを2試合ずつの計24試合となっています。
そう考えると、2005年の石井選手(西武)や松中選手(ソフトバンク)はその後の交流戦よりも12試合多い中で打率4割を超えていたというのは凄いですよね。
交流戦で36試合をこなしていた2005年と2006年の2年間で、交流戦打率4割を超えていたのはこの2選手だけでした。
この交流戦で首位打者を獲得した選手の内、シーズンを通して活躍し、シーズン首位打者まで獲得しているのは3選手でした。
- 2006年 松中信彦(ソフトバンク)
- 2012年 角中勝也(ロッテ)
- 2013年 長谷川勇也(ソフトバンク)
松中選手は、2004年に平成唯一の3冠王を達成したことでも有名ですよね。
2003年から2005年シーズンでは、3年連続120打点という記録も持っています。
2006年には、交流戦首位打者とともに、パ・リーグのシーズン首位打者も獲得しています。
シーズン打率は.324、出塁率.453もリーグトップでした。
角中選手は独立リーグ出身の選手としてのプロ初安打、初本塁打、初オールスター出場を記録するなど、独立リーグからNPBの道を切り開いたパイオニアでもあります。
2012年は交流戦で首位打者を獲得すると、パ・リーグのシーズン首位打者も打率.312で獲得しました。
当時西武だった中島裕之選手との首位打者争いも白熱しましたよね。
角中選手は2016年シーズンも絶好調で、この年にもパ・リーグ首位打者となり、加えてシーズン最多安打も記録しています。
2018年にも交流戦首位打者になっており、交流戦で複数回首位打者を獲得したのは角中選手ただ一人です。
長谷川選手も2013年に交流戦で首位打者を獲得した後に、シーズン首位打者を打率.341で獲得しています。
2007年からソフトバンク一筋だった長谷川選手。
度重なる怪我に苦しんだ選手という印象もあります。
2021年に引退することになりましたが、シーズン本拠地最終戦での長谷川選手の最終打席で見せてくれた一塁へのヘッドスライディングには、ソフトバンクファンだけでなく全ての野球ファンが感動しました。
交流戦通算ホームラン数ランキング
過去の交流戦通算で最もホームランを打ったのは誰なのか?
ホームランを最も打った選手をランキング形式にして、まとめました。
1位:中村剛也・・・71本塁打
2位:阿部慎之助・・・55本塁打
3位:村田修一・・・55本塁打
4位:ラミレス・・・47本塁打
5位:和田一浩・・・43本塁打
となっています。
交流戦で最もホームランを放っているのは西武の中村剛也。交流戦のホームラン王も最多の3回でしたが、通算ホームラン数もトップです。
この記録も今後、中村自身が更新していくと思いますが、他の選手は交流戦の日程が短縮されていることから、更新が難しいと考えられます。
歴代交流戦ホームランランキング〜まとめ〜
交流戦歴代ホームランは中村剛也が圧倒しています。
今後交流戦の新たなホームランキングにはどのようなバッターが名を連ねるのでしょうか!?
交流戦で爆発するバッターに注目です!!
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