2006年甲子園の決勝。
その舞台で優勝を果たした斎藤佑樹が甲子園のマウンドで、ハンカチを取り出し、ハンカチ王子と呼ばれた。
そして、その斎藤佑樹と同じ年代の選手はハンカチ世代と当時呼ばれた。
現在は田中将大から取って、マー君世代と呼ばれたりするが、その世代は野球ファンからもメディアからも注目の的だった。
今回はそんなハンカチ世代で、巨人に在籍した選手達を特集する。
2018年現在巨人に在籍しているハンカチ世代の選手達
2018年現在、巨人に在籍しているハンカチ世代の選手達をピックアップしました。
坂本勇人
巨人のレギュラーとして、2008年から君臨している坂本勇人はハンカチ世代の一人です。
この世代では投手は田中将大、野手は坂本勇人と呼ばれるぐらいに成長。
不動のレギュラーとしての地位を確立しています。
2017年シーズンでは通算1500安打を達成。
侍ジャパンにも選出され、日本を代表するショートになっています。
澤村拓一
澤村は2010年オフのドラフトで巨人に入団。
2011年シーズンは2桁勝利を挙げ、1年間ローテーションを守る活躍を見せた。
その後も、2014年までは先発。2015年以降は抑えとして、活躍している。
ただ、2017年シーズンは入団後初の1軍登板0に終わり、2018年シーズンは復活が期待されている。
吉川光夫
吉川光夫もハンカチ世代の1人。
2006年高校生ドラフトで入団し、日本ハムでは2012年にMVPを獲得する活躍を見せ、一躍日本ハムのエースとなりました。
しかし、2013年以降は不安定なピッチングが続き、成績を残すことができず。
2015年に再び2桁勝利を挙げたものの、2016年の日本ハム日本一の際には中継ぎに配置転換されるなど、かつてのエースの姿はなく、2016年オフに巨人にトレードされた。
2017年は巨人でのプレーとなったが、精彩を欠き、1勝止まりに終わってしまった。
2018年シーズンはキャンプ1軍スタートとなったが、昨年の成績からすると、それほど猶予はない状態になっている。
過去巨人に在籍したハンカチ世代の選手達
過去に巨人に在籍していた巨人の選手達をまとめました。
乾真大
乾は2010年オフのドラフトで、日本ハムに入団した乾。
その後、日本ハムで活躍した後、2016年に巨人にトレードされました。
しかし、活躍するには至らず、2017年オフに戦力外通告。
トライアウトに参加した乾は富山GRNサンダーバーズに入団することに決定しました。
北篤
北は横浜〜日本ハムと移籍し、2015年巨人に移籍しました。
巨人移籍後の1軍出場は限定的で、ほとんど1軍に出場することなく、2017年オフに戦力外通告を受けました。
巨人に在籍したハンカチ世代に選手たち〜まとめ〜
ハンカチ世代と呼ばれた面々も、田中将大選手の活躍が目立ち、マー君世代と呼ばれるようになっています。
大物選手が多く注目された世代も、今現在は選手の明暗がくっきりと分かれ、野球人生の岐路に立っています。
そして、肝心の斎藤佑樹投手が活躍できるのか?
ハンカチ世代の今後が注目されます。