巨人イースタンリーグ開幕戦の結果と採点です。
試合は4-5で敗れました。
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巨人・ヤクルトのスタメン
【巨人スタメン】
- 陽岱鋼
- 平間
- 八百板
- 秋広
- 山下
- 廣岡
- 立岡
- 小林
- 湯浅
投 井上
→古川
→横川
【ヤクルトスタメン】
- 長岡
- 奥村
- 中山
- 松本友
- 吉田大
- 赤羽
- 松井
- 内山壮
- 武岡
投 金久保
巨人全選手本音採点と結果
陽岱鋼:30点
- 空振り三振:低めの変化球に空振り三振。
- 死球:インコースの抜け球で、デッドボール
- 遊併殺:ボテボテのショートゴロで、ダブルプレー
- 見逃し三振:外のスライダーを見逃し三振
真っ直ぐを打ち損じるケースが相次いだ。
変化球も空振りが多く、寂しい内容に終わった。他の打者が打っていただけに残念。
平間:90点
- センター前ヒット:強い打球をショート右へ弾き返した(ワンバウンドで2塁へ向かったが、2塁タッチアウト)
- ピッチャーゴロ:変化球をうまく弾き返したが、ピッチャーゴロとなった
- 死球:変化球を叩きつけて、ワンバウンドのデッドボール
- レフト前ヒット:甘いストレートをクリーンヒット
- 死球:ストレートが抜けて、デッドボール
いい内容のバッティングを続けていた。
持ち前の足を生かせるような打撃をしているので、実践的で評価が高い。より1軍に近づくためには持ち前の走塁力をさらに上げていく必要がある。
走塁の判断力、盗塁の成功率など上げていかないといけないものは多い。
今日はバッティングでアピールできたので、90点!
八百板:85点
- ショートゴロ:外の真っ直ぐをボテボテのショートゴロ
- センター前ヒット:外の真っ直ぐを二遊間へゴロヒット
- ライト前ヒット:しぶとく一、二塁間を破るヒット(打点1)
- レフトフライ:捉えたいい当たりではあったが、正面だった。
- 空振り三振:アウトハイの真っ直ぐに空振り三振
バッティングで結果を残した。
ただ、八百板の立場を考えると、長打を打っていかないと1軍へのアピールは難しい。
守備や走塁は松原が優位であるし、若林にはユーティリティーという武器がある。
八百板が勝ち上がるにはとことん長打を打っていく他ないのが正直なところ。
秋広:55点
- ショートゴロ:スライダー気味のボールに詰まり、ボテボテのショートゴロ
- 二併殺:ストレートに差し込まれて、セカンドゴロ
- レフトフライ:レフトへのライナー性の当たりだったが、アウト
- センターフライ:センターにライナー性のフライ
- 空振り三振:外の変化球に空振り三振
体が開き気味で、右肩が出てきてしまっている。
バッティングの状態としてはオープン戦直後より悪くなっているが、実践経験を積むしかない。
2年〜3年後にどうなっているかに期待。
山下:85点
- 二ゴロ:ストレートに差し込まれて、セカンドゴロ
- ライト前ヒット:右中間にヒットを放った
- サードゴロ:フルカウントからインコースのストレートをサードゴロ
- 四球:際どい変化球を見送って、いいフォアボールだった。
- サードゴロ:真っ直ぐを打って、サードゴロ
2軍の野手の中で、バッティングはかなり上。
ただ、捉えきれてないボールが多く、より確実に捉えていかないと1軍での活躍は見込めない。
廣岡:85点
- 死球:インコースに抜けた球が手首に当たった
- 空振り三振:0-2から外のストレートで空振り3球三振
- レフト前ヒット:クリーンヒットを放った
- 右ヒット:フェンス直撃のヒットだった。いい当たりだったので、単打に。
第4打席はレフトへ特大のファールがあった。
ただ、外甘めの変化球だったので、あのボールがファールになってしまうのはもったいない。
あのようなボールをホームランにしていきたい。
1軍である程度ホームランを打っているので、精度アップが課題。
立岡:85点
- 二ゴロ:ボテボテのセカンドゴロに倒れた。
- ライト前ヒット:変化球を一、二塁間へ弾き返した。
- ライトフライ:打ち上げて、ライトフライ
- センター前ヒット:二遊間を抜けるゴロヒット
ある程度実力がわかっているので、アピールを続けていくしかない。
毎試合ヒットを打つことが求められる。
小林:65点
- セカンドフライ:アウトハイのボールを打ち上げてしまった
- 四球:金久保のコントロールが乱れた
- レフト前ヒット?:バットが折れたが、レフト前ヒット?サードのエラーかもしれない
バッティングでヒットを放ったものの、バットは折れていて、決していい当たりとは言えなかった。
打撃面では大きな課題が残っている。
他の選手がそこそこ打ってる2軍戦だけに、アピールしたかった。
湯浅:85点
- 空振り三振:3-2から外のスライダーを空振り三振。大きく外れていたので、見逃して欲しかった。
- レフト前ヒット:変化球を拾って、レフト前ヒット
- 空振り三振:粘ったが、最後はインハイの真っ直ぐに空振り三振
- 死球:インコースの抜け球で、デッドボール
第1打席は外のボールを空振り三振。あのボールに手を出しているようでは厳しい。
第3打席はファールで粘る意識を見せた。ただ、その中でも甘いボールを捉えきれないと打率は上がってこない。
粘ること自体は素晴らしいが、その中で甘いボールをヒットする技術が欲しい。
山瀬:60点
- 三併殺:低めの変化球を打ち、ダブルプレー
低めのボールに体は残っていたが、ヒットにすることができなかった。
バッティングに課題があるので、打撃はどんどんアピールしていきたい。
加藤:65点
- 二ゴロ:変化球を泳いで、セカンドゴロ
まだまだ粗があるバッティング。
井上:60点
5回3/2 5失点
1回表
- 長岡:ファーストゴロ→変化球でボテボテのファーストゴロ
- 奥村:ピッチャーゴロ→真っ直ぐで押し込み、最後は変化球でピッチャーゴロ
- 中山:フォアボール→変化球が抜けて、ストライクが取れず。
- 松本友:センターフライ→ストレートで押し込み、浅いセンターフライ
2回表
- 吉田大成:ショートゴロ→変化球にうまく合わされたが、ゴロに打ち取った
- 赤羽:捕邪飛→ストレートで押し込んだ
- 松井:空振り三振→3球で空振り三振に打ち取った。
3回表
- 内山:見逃し三振→1-2からインローに真っ直ぐを投げ切り、見逃し三振
- 武岡:二ゴロ→変化球をセカンドゴロ
- 長岡:レフト前ヒット→追い込んでからのストレートを流し打ちされた。(その後、牽制アウト)
4回表:
- 奥村:センター前ヒット→外のボール気味の変化球をセンター前ヒット
- 中山:四球→0-2と追い込んでからフォアボール。変化球で仕留めきれなかった
- 松本友:レフトフライ→ストレートで押し込んで、レフトフライ
- 吉田大成:ライト前ヒット→インローのストレートを一、二塁間へ痛烈に弾き返された
- 赤羽:サードフライ→インハイの真っ直ぐで、打ち上げさせた
- 松井:四球→コントロールがバラついた
→途中ストレートを叩きつけ暴投(1失点) - 内山:セカンドライナー→低めの変化球を捉えられたが、セカンドライナー
5回表
- 武岡:センターフライ→変化球を打ち上げさせ、定位置のフライ
- 長岡:ライト前ヒット→甘く入った変化球をライト前ヒット
- 奥村:一併殺:ファーストゴロでダブルプレー
6回表(1アウトで交代)
- 中山:四球→ストレートが抜けてしまった
- 松本友:レフト前ヒット→ストレートを三遊間へ流されてヒット
- 吉田大成:投犠打
- 赤羽:四球
- 松井:右本塁打(4失点)→完璧に捉えられた。
→古川へ投手交代
ストレートのキレは増していた。
去年と比べればだいぶいいが、変化球とともに逆球が多い。左バッターの方向へ抜けてしまうボールが散見された。
1軍に上がるためには一流の変化球が必要。
ストレートはかなり質が上がっているが、今の変化球では一軍のバッターを打ち取るのは難しいだろう。
古川(6回1アウトから登板):70点
6回表
- 内山:センターフライ→真っ直ぐを打ち上げて、浅いフライ
- 武岡:センターフライ→定位置へのフライ
打者2人だけの登板になった。
二者をきっちり打ち取ったが、ボールそのものの評価は高いわけではない。高めに浮いた球を打ち上げてくれただけだった。
厳しい言い方をすると、2軍vs2軍の勝負だったと言わざるを得ない。
横川:80点
7回表
- 長岡:ファーストゴロ→変化球を捉えられたが、ファースト正面で助かった
- 奥村:レフトフライ→定位置付近のフライ
- 中山:四球→その後、牽制アウト
8回表
- 松本友:サードゴロ
- 吉田大成:セカンドゴロ
- 赤羽:四球→牽制アウト
9回表
- 内山太:ショートゴロ→ボテボテのゴロ
- 内山壮:空振り三振→最後は外の変化球で三振
- 武岡:セカンドゴロ
今日の登板では落ち着いたピッチングを見せた。
ただ、一時期よりも球に力強さを感じない。力が抜けた状態からいいボールを投げていたが、今日の登板ではそこまでボールの良さを感じなかった。
横川の場合、力んで投げるのは厳禁だが、キレが欲しいところ。
球持ちが若干悪くなっている可能性あり。
試合で目立った1軍に上がりそうな若手注目選手
廣岡がどこまでインサイトアウトのバッティングをものにできるかどうか。
八百板や平間もアピールしたが、簡単に1軍に上がれるようなところまでは来ていないように見えた。
投手陣はまだまだ2軍で鍛えないといけない。
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