巨人片岡治大引退!野球人生とFA移籍をまとめる!


※ 宮崎2軍キャンプでの片岡治大

巨人片岡が引退。

2004年ドラフト3巡目で、西武に入団し、2014年巨人に移籍。

盗塁王にも輝いたことのあるスピードスターが引退。

その詳細をまとめてみました。

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・片岡治大

片岡が選手として、最も活躍したのは2008年~2010年。

出場試合数も多く、この3年間は片岡の全盛期と言っていいだろう。

しかし、2011年以降は怪我が多く、出場試合数が激減。

2011年:86試合
2012年:52試合
2013年:72試合

の出場にとどまった。

2013年オフにはFAで、巨人移籍。

巨人に移籍した初年度は126試合に出場。打率.252をマークした。

2015年は113試合の出場。

2011年~2013年の出場試合数と比べ、大きく増加した。

しかし、2016年以降は出場機会が減り、2017年は1軍出場なし。

現役引退となった。

・片岡治大FA獲得に見るFA戦略

片岡は2013年オフに巨人にFA移籍したが、片岡がFAで巨人にやってきた時、一番気になったのは出場試合数だ。


西武での最後の3年間はシーズンの半分ぐらいにしか出場していなかった状態。

1年間レギュラーで、試合に出続けるのは不可能だと思っていた。

しかしながら、2014年は126試合に出場。

リーグ優勝に大きく貢献し、2015年も113試合に出場している。

この結果から見ると、巨人に移籍して少し復活したというのが見て取れる。

FA当時、巨人スカウトがどのように片岡を見ていたかはわからないが、「足は速いけど、シーズン半分出れるかわからない選手」であったことは間違いない。

2008年~2010年のような活躍を期待したファンは多く、期待外れだと思うファンも多いのかもしれないが、西武での晩年を見ていれば、よくやった方だと個人的には思う。

・FA選手は直近の出場試合数

FAで選手を取る時、その選手のいい面しか見ていない人が多い。

2014年に片岡を取る時も、2008年の日本シリーズのイメージで片岡を語っている人が多かった。

しかし、過去なんかよりも直近の成績が大事だ。

FAで失敗するのは怪我が大きな要因。

FAで移籍する年齢の選手はだいたいが選手としてのピークは過ぎている。

よって、欠場が重なっている選手は厳しい。

そのような選手に年間レギュラーを任せられるはずがないからだ。 

逆に直近3年間で、毎年130試合以上出ていれば、怪我少ないので、活躍する確率はかなりある。 

片岡に関しては、最初の2年間よく頑張ってくれた。が、怪我がちだったので、長くはもたなかった。

・片岡引退まとめ

片岡は今年もキャンプから精力的に練習していたが、1軍復帰は叶わなかった。

2017年シーズンは1軍で見ることができなかったものの、記憶に残る選手であったことは間違いない。

早すぎる引退は残念だが、その素晴らしい走塁技術を次世代に伝えていってもらいたいと願っている。

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