2月20日は日本ハムとの練習試合。
試合は7-3で巨人が敗れた。
巨人vs日本ハム練習試合スタメン
巨人選手総合採点
横川:40点
不利なカウントから変化球でカウントを取れていたのは高ポイント。打たせて取るピッチングだった。
ただ、ライナーを置いた時のピッチングに課題がある点は変わらない。精度が落ちていた。
また、追い込んでからどう仕上げるのかも課題。ストレートの強度は去年より増していた。
結果が悪かったので、40点。
伊藤:80点
ストレートに球威があり、打者を押し込んでいた。変化球で打ち取るパターンをもう少し見たい。牽制のターンの速さもよく、評価アップ。
畠:85点
ストレートの球威はあった。変化球のコントロールもよく、いいコースに投げられていた。どのボールでもカウントを稼ぐことができ、三振も取れていた。
ただ、万波へのボールはやや甘かった。ホームランがなければ、90点〜95点の内容。
開幕ローテには近づいた。
高木:40点
怪我前よりも打ちやすくなってしまっている印象。リリース位置なのかどうかはわからないが、今日はアピールできなかった。
吉川:55点
1打席目の詰まりは残念。一番であのファールフライは指揮を下げる可能性がある。目に留まったのはライトに大きなフライを打ったという点のみ。
松原:60点
盗塁は評価アップ。2打席目のショートライナーはいい当たりだった。
北村:70点
1打席はいい当たりだったので、評価アップ。最後の打席も当たりはよかった。センター深めのフライも放ったが、結果でアピールはできなかった。
岡本:主力選手のため評価なし(特別扱い)
順調に調整して欲しい。
若林:60点
最後の打席でツーベースを放つことができた。ただ、そこまではバッティングで結果を出すことができず、内容もそれほどよくなかった。トンネルも痛かった。
最後打席が回ってこなければ、40点ぐらいの内容ではあった。
石川に感謝。
八百板:50点
結果を出すことができなかった。打ち方はいいが、守備・走塁面を考えると、圧倒的に打たないと1軍は厳しい。
小林:30点
完全に取れるワンバウンドのボールを後ろに逸らしてしまった。盗塁時もボールを握り損なうなど、精彩を欠いた。
守備が持ち味の小林がこういったプレーをしていると、レギュラー奪取は遠い。バッティングもいいところがなかった。
秋広:65点
第1打席はスイングができていた点でよかった。対加藤に対しては松原の次にいい打球を放っていた、秋広がよかったのか、他の選手がダメだったのか・・・
正直なところ、他の選手に結果を出して欲しかった。
湯浅:60点
ショート後方の難しいフライを処理する場面があった。
陽岱鋼:40点
インコースの真っ直ぐに詰まってしまった。セカンドフライ。いい内容とは言えなかった。フォアボールを選んだ打席も、スイングの内容はよくなかった。
岸田:55点
ホームランを打たれた万波に対して、次の打席で打たれたところに要求。見逃しを奪っていた。守備面は安定してきていて、スイング自体も悪くなかった。
ただ、最後の打席の見逃し三振で評価ダウン。
もう少し打席数を見てみたい。
巨人vs日本ハム練習試合の全結果
全打席の結果です。
1回表:投手横川
浅間:レフトフライ
3-2となったが、最後はいいコースに変化球を投げ込んだ。簡単に四球を出さなかったのがいい。
平沼:二ゴロ
うまく打ち取った内容。
渡邊:二ライナー
詰まったあたりだった。
1回裏:投手村田透
吉川:三フライ
インコースのストレートに完璧に詰まらされた。いい内容の打席とは言えなかった。
松原:遊エラー
完全に打ち取られた当たりだったが、ショートの凡エラーで出塁。その後盗塁
北村:三ゴロ
変化球を捉えた当たりだったが、正面だった。内容は悪くない打席。
岡本:空振り三振
最後は外のスライダーで空振り三振。思うようなスイングはできていなかった。
2回表:投手横川
近藤:レフト前ヒット
追い込むまでは素晴らしく、最後のボールも悪くなかった。近藤がうまくレフト前に運んだ。
清宮:見逃し三振
カウント不利になったが、変化球と真っ直ぐでカウントを稼いだ。最後は外角低めのスライダーで見逃し三振。素晴らしいコースだった。
横尾:左本塁打
インローにスライダーを要求したが、真ん中にスライダーが入った。
宇佐見:センター前ヒット
外のスライダーでいいコースだったが、うまくセンター前に運んだ。
谷口:空振り三振
早い球で追い込んだ後に、落ちるボールで打ち取った。
万波:投ゴロ
インコースのボールで完全に打ち取った。
2回裏:投手村田
若林:セカンドゴロ
追い込まれた後、低めの変化球を泳がされ、セカンドゴロ
八百板:セカンドゴロ
外の変化球を泳がされて、セカンドゴロ
小林:セカンドゴロ
2-1と有利なカウントの次のボールに手が出ないのは積極性に欠けた。最後は外のボールを先っぽで、セカンドゴロ。
3回表:投手横川
浅間:レフト前ヒット
ストレートでファールを取れていた。最後のボールは詰まらせたが、レフト前に運ばれた。
平沼:捕犠打
送りバント成功となった。ボール先行してしまったので、ペナントでは仕掛けられる可能性もある。
渡邊:センター前ヒット
最後は低めの変化球をセンター前ヒット。変化球で2球カウントを稼いだ後の変化球を捉えられた。
近藤:空振り三振
粘られていたが、最後はストライクゾーンに落ちるボールを投げて、空振り三振。近藤にとっては想定外のボールが来たように見えた。
清宮:ライト前ヒット
インコースに要求したストレートが甘く入った。失投。
横尾:セカンドゴロ
最後はインコース気味の真っ直ぐを詰まらせて、セカンドゴロ。
3回裏:投手加藤
秋広:空振り三振
初球のストレートに対して、フルスイングできたのはよかった。最後は低めの変化球を空振り三振。
湯浅:見逃し三振
インコースの真っ直ぐを見逃し三振。非常にいいボールだった。
吉川:空振り三振
変化球にタイミングが合わず、最後は低めの変化球で空振り三振。
4回表:投手伊藤
宇佐見:レフトフライ
ストレートで押し込み、レフトフライ。球威で押していた。
谷口:死球
ストレートが引っかかる場面が多かった。足にデッドボール。
万波:空振り三振
外のストレートで空振り三振。球威のある真っ直ぐだった。
浅間:見逃し三振
球威のあるストレートを投げ込んでいた。真っ直ぐはよかったが、変化球で打ち取る球を見たいと思った打席。
4回裏:投手加藤
松原:ショートライナー
変化球をうまく捉えたが、ショートライナー。
北村:一ゴロ
インコースのストレートに詰まらされた。インコースの早いボールにどう対応するかが課題。
岡本:四球
ストレートには終始差し込まれていたが、最後の変化球見逃しは見事だった。
若林:キャッチャーフライ
変化球を打てず、キャッチャーファールフライとなった。
5回表:投手畠
平沼:レフト前ヒット
追い込んでからのアウトハイストレートをレフト前ヒット。球速は出ていたが、捉えられた。
渡邊:空振り三振
外のスライダーで空振り三振。変化球でカウントも取れ、ストレートでもカウントを稼ぐことができた。球威もあり、いい内容だった。
郡:見逃し三振
ストレートに球威があった。落ちる球がイマイチ決まらず、カウントを悪くしたが、最後はスライダー(カットボール?)で見逃し三振。
清宮:ファーストゴロ
外のスライダーでカウントを稼ぎ、インコースにストレートを投じて、カウントを稼いだ。最後はインコースのスライダーでファーストゴロ。
5回裏:加藤
八百板:空振り三振
インハイのストレートに空振り三振。
小林:ショートゴロ
高めの真っ直ぐにショートゴロ。打てそうなスイングができていない状態。
秋広:センターフライ
外のスライダーを打つも、センターフライ。対加藤という点では一番飛距離が出た。
6回表:投手畠
横尾:空振り三振
変化球でカウントを稼ぎつつ、ストレートで押し込んだ、最後は落ちるボールで空振り三振。
宇佐見:空振り三振
インハイのストレートで空振り三振。キレ・コントロールともに抜群だった。
谷口:空振り三振
インコースのカットボールで空振り三振。完璧な内容だった。
6回裏:投手生田目
湯浅:セカンドゴロ
外のストレートを合わせたが、ボテボテのセカンドゴロ。
吉川:ライトフライ
インコースの真っ直ぐを捉えた。ライト後方まで飛ばしたが、フライに終わった。
松原:レフトフライ
真っ直ぐに終始押されていた。
7回表:投手畠
万波:左本塁打
インコース気味の真っ直ぐを捉えられた。
浅間:レフトフライ
変化球を低めに投げて打ち取った。
平沼:中前ヒット
インコースのボールがやや甘く入った、ピッチャーゴロ気味のボールなので、守備にも課題が出た。
渡邊:センターフライ
ストレートをある程度捉えられた。コントロールがこのイニングがやや甘くなった。
郡:空振り三振
最後はインコースのストレートで空振り三振。
7回裏:投手生田目
北村:センターフライ
外のストレートをセンターフライ。センター後方までは打球が飛んでいた。
石川:四球
若林:遊併殺打
外のストレートを完全なゲッツー。アピールとはならなかった。
8回表:投手畠
清宮:空振り三振
外の落ちる球で空振り三振。この回も威力のあるボールを投げている。
横尾:三エラー
サードゴロをトンネルした。投球内容としてはカーブでゴロに打ち取った内容。
梅林:センター前ヒット
外のストレートをセンター前に運ばれた。コース自体はそこまで悪くなかった。
杉谷:レフトフライ
相変わらず、投球内容はいい。
万波:見逃し三振
スライダーの抜け球で見逃し三振。最後のボールは意図したボールではなかった。そこに至るまでの過程は良かった。
8回裏:投手生田目
陽岱鋼:セカンドフライ
インコースの真っ直ぐに詰まってしまい、セカンドフライ。
岸田:空振り三振
いいスイングをしていた。ただ、最後は抜け気味のスライダーに空振り三振してしまった。
秋広:空振り三振
初球にスイングできた点はよかったが、最後はインコースのスライダーで空振り三振。
9回表:投手高木京
宮田:右前ヒット
ストレートを完璧に捉えた流し打ちだった。3ボールにいきなりしてしまった点がよくなかった。
細川:ショートフライ
ストレートで押し込んだ。
難波:左前ヒット
変化球を三遊間へ運ばれてしまった。高木京のボールは怪我前に比べて、やや打ちやすいボールになっている。
清宮:右前ヒット
インコース気味のボールをライト前ヒット。
横尾:見逃し三振
横尾に対しての高木はいい投球だった。もう少し実戦での当番が必要かもしれない。
9回裏:鈴木
大城:センターフライ
外のボールを打ったが、センターフライ。悪い当たりではなかったが、やや先っぽだった。
吉川:センターフライ
ストレートを捉えたものの、センターフライ。いい当たりではあった。
松原:四球
鋭い当たりのファールもあった。最後はストレートを見逃して、フォアボール。
北村:三エラー
真っ直ぐを捉えて、鋭い当たりのゴロだった。当たり自体は悪くなかった。
石川:右前ヒット
外のストレートをライト前にヒット。チームノーヒットで終わる危機だったが、このあたりの勝負感はさすが。
若林:右二塁打
フェンス直撃のツーベースヒットを放った。ストレートを完璧に捉えた。
陽岱鋼:四球
なんとか変化球を見逃して、フォアボールを選んだ。
岸田:見逃し三振
最後は外の真っ直ぐに見逃し三振。
試合総評
ノーヒットに終わるところをなんとか防いだ。ただ、打ったのは相手の育成ピッチャー。あまり楽観はできない。
ピッチャーは畠がよく、開幕ローテーションに一歩前進。
伊藤の内容も良かった。
横川はセットポジションに課題があり、高木京介はもう少し実践が必要だろう。
【巨人戦・ドキュメンタリーはDAZN】