どうも、激アツプロ野球人タケ(@gekiatsuyakyu)です。
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さて、ヤクルト戦3連敗となってしまった巨人。
開幕から6試合はいい戦いを見せていましたが、最初の躓きがやってきました。
今回のヤクルト3連戦をを振り返っていきます。
菅野智之の炎上をどう見るか?
菅野智之の炎上について、いくつもの説が挙がっている。
[aside type=”boader”]- 菅野はシンカーを覚えたせいで、投球フォームを崩した
- 体重を増やしたことが不調の要因だ。
- コントロールが悪いのがダメ[/aside]
など様々な説が飛び交っているが、今の時点で原因を断定するのは極めて難しい。
結果が欲しいがゆえに、力んでいるだけの可能性もあるし、これらの要因はあくまで仮説でしかない。
あくまで仮説ではあるが、原因としては考えられないものでもない。なので、一つ一つの説について、精査していく。
シンカー説について
シンカーを覚えたが故に、投球フォームを崩したのではないかと指摘する人がいる。
シンカーのみならず、シュート系を投げるピッチャーで、体の開きが早くなり、その結果、他のボールのキレが失われたというケースはある。
現時点で、菅野不調の原因は断定できないというのは先ほど述べた通りだが、シンカーによる投球フォームの崩れの場合、事態は簡単ではない。
フォームに癖がついてしまっているので、修正は難しいからだ。
シンカーが原因と感じているのなら、しばらくシンカーを封じて、投球をしていくことになるだろう。
修正できるまで、騙し騙し投げていかなければならない。
体重オーバーによる不調の場合
体が大きいことは野球選手にとって、決して悪いわけではない。
しかし、体重超過なら、調子を乱してしまうこともある。
このケースの場合はシーズンが進んでいけば、おそらく勝手に体重が絞られていくので、次第に調子は良くなっていくだろう。
力みすぎによる不調の場合
この場合はとにかく勝つしかない。
まずは1勝をシーズンで挙げることが先決だ。それで大きく変わる。
コントロールも安定してくるものと思われるので、何としても結果が欲しいところである。
シュート回転が多い
ストレートのシュート回転やスライダーのすっぽ抜けがだいぶ多い。
それ故に、シンカー取得による不調説が出てくるのだろうが、あと数試合見ないと本当になんとも言えない。
シンカーを使うのか使わないのかも含めて、注目だ。
個人的にはもうあまり使わないだろうと見ている。
田口麗斗の炎上をどう見るか?
田口麗斗も初回にいきなり4失点を喫するなどし、不調だった。
そこを探っていく。
ストレートの球威はあるピッチャーだったが・・・
田口はストレートの球速はそれほどだが、球威はそれなりにある。
去年はストレートでファウルを取ったりできていた。
ただ、球威がめちゃくちゃあるというタイプではないので、持ち前のコントロールを生かし、打者を打ち取っていたのだが、今年はキレを感じない。
谷繁氏・堀内氏が指摘する体重超過
谷繁氏は腹が出ていると心配し、堀内氏は体重超過を心配するブログを書いている。
去年よりも体重が増えていることが原因とする指摘が多く、かなり心配だ。
シーズンが進んでいけば、体重は落ちていくものではあるが、防御率があまりに悪く、その防御率をよくしていくことは簡単ではない。
菅野以上に心配だ。
菅野はコントロールは悪いものの、球威で仕留めている場面もある。田口は今のところ、どのように打ち取るのかがなかなか見えない。
野手陣は悪くなかった
ヤクルトとの3連戦は野手がそれなりに点を取っていた。
マギーにも、徐々に当たりが出始めているし、ゲレーロはホームランが出ていないものの、辛抱強く四球を選んでいる。
他の選手もそれなりに打っている。
捕手陣のレギュラー争いについて
捕手は小林と大城が争っているが、どちらも打撃では結果を残している。
今のところ素晴らしい競争になっていると思う。
小林に関しては打撃が弱点だったが、今は活躍しているので、問題ない。
一方、大城は弱点であるセカンドスローが露呈してきている。
以前のブログで大城のコンバートについて書いたのも、セカンドスロータイムの遅さと送球のコントロールがよくない事が原因だった。
盗塁の刺す刺さないはピッチャーとの共同作業なので、キャッチャーの責任とは一概に言えないが、スローイングがいいとは言えないのが正直なところだ。
来週からの戦いについて
来週はDeNA・広島と東京ドームで6連戦となっっている。
先発ピッチャーは今週と同じピッチャーが6人投げるだろう。
ヤクルトとの3連戦は先発陣が打たれたので、DeNA戦は先発陣が頑張ってくれれば、問題ない。ヤクルト戦とは投げるピッチャーが違う。
簡単に言えば、山口俊がいい内容だったら、勝ててしまう。
これが救援陣の不調だったら、話は違っただろう。しかし、先発陣の不調だ。毎試合投げる投手が違うので、調子のいい選手が一人でも出てくれば、なんとかなる。
打線も、マギーの状態が少しずつ上がってきたので、そのまま調子を上げてくれば、それなりに点を入れることができると思う。
深刻な外野手不足
野手陣で最も問題なのは外野手が不足していることである。
そして、特に深刻なのがセンターだ。
センターを守れる選手がいない。
長野は不振で、守備にも陰りがみられ、立岡の守備も心もとない。他に選手がいるのかと言われれば、いないのが現状である。
ライトやレフトを守れる選手はいるが、センターを守れる選手がいない。
陽岱鋼が復帰するまでは外野手不足に悩まされることになる。
まとめ
今回神宮で、3連敗を喫してしまったが、1年通せばビジター球場の3連敗は年に数回はある。
今年もあと何回かはあるだろう。
しかし、やってはいけないのが東京ドームでの3連敗だ。
野球はホームゲームでの勝率が高いスポーツであり、成績の差は露骨。なので、ホームゲームでは確実に勝っておかないといけないが、去年はこの東京ドームでの連敗が響いた。
去年の13連敗中も、東京ドームでの3連敗が2度ある。
広島に対しては最初の東京ドーム3連戦で、同一カード3連敗を喫してしまい、1年間尾を引いた。
東京ドームでの同一カード3連敗を避けることさえできれば、シーズンはそれなりに戦える。
去年多かった東京ドームでの3連敗は今年ゼロにしてもらいたい。ホームゲームの同一カード3連敗をシーズン通して避けることは可能である。