畠は下半身太くして、一年投げるスタミナつけて、怪我しなければ、相当いいピッチャーになるな。
— 激アツプロ野球人 (@gekiatsuyakyu) 2017年8月20日
どうも、激アツプロ野球人です。
今回は巨人の若きピッチャー畠世周について。
畠といえば…
2016年ドラフト2位で、巨人に入団し、2017年7月6日にプロ初登板。
7月19日にはプロ入り初勝利を挙げていて、今後期待できる若手ピッチャーです。
今回はそんな期待の若手右腕畠について、まとめました!!!
中畑氏「畠世周は菅野レベルのボールがある」
中畑清氏が言うには「畠は菅野レベルの球がある」とのこと。
実際に、畠のボールを見てみると、プロ野球を代表するレベルのボールを投げています
ストレート・カットボール・フォーク。
ストレートとカットボールが一級品なので、他のボールもかなり生かせています。
オフに鍛錬してスタミナを強化すれば、球界を代表するピッチャーになっていける素質があります。
巨人入団後、手術からスタートした畠世周
ドラフト入団後、すぐに手術することが決まった畠。
遊離軟骨除去手術と呼ばれるもので、プロ野球選手がよくやる手術の1つです。
この手術の結果、畠の実戦復帰は遅れることになりましたが、巨人スカウト陣はこれも織り込み済み。
この手術に踏み切ってでも、獲得する価値がある選手だと巨人側は判断し、獲得に至ったようです!
キャンプは3軍からスタートした畠は徐々に調整のペースを上げ、2軍戦に初登板したのが4月30日。
それから徐々に球数を増やし、7月6日の1軍デビュー。そこから5勝は言うことなしでしょう。
巨人畠世周の特徴はキレのあるストレートとカットボール
ピッチャー畠の特徴は何と言っても、キレのあるストレート。
凄まじいキレを持っていて、ストレートで空振りが取れる数少ないピッチャー。
2017年シーズンの奪三振の数は72.1イニングで、72個。
奪三振率も8.96
三振を取る能力に優れたピッチャーで、打者のバットに当てさせない能力を持っています。
畠のストレートはセ・リーグの中でも、相当上位に分類されるストレートで、そこに一級品のカットボールがあります。
畠自身はカットボールに一番自信があると言っており、変化球も巧みに操ることができる投手です。
巨人畠世周の球種
畠世周の持ち球は
ストレート
スライダー
カットボール
カーブ
フォーク
チェンジアップ
となっています。
この中で、ストレートが占める割合が半分。ストレート中心のピッチングで、勝負しています。
そして、先程も挙げたように、カットボールがよく、ストレートとカットボールのキレがいいので、チェンジアップやカーブ・フォークも生きてきます。
どのボールでも、カウントが取れていたのが魅力でした。
巨人畠世周右投げ左打ちの秘密
畠は右投げ左打ち。
かなり珍しいタイプですが、それは少年時代に隠されていました。
もともと投げるのも左だった畠。
しかし、それだと守れるポジションが少なくて、試合にあまり出れなかったとのこと。
なので、いろんなポジションが守れるように、畠は親御さんによって、右投げに改造され、今に至っているんです!
それが成長して、ここまでの野球選手になる。
ご両親も驚かれていることでしょう。
私が見た畠世周の今後
8月20日のDeNA戦での畠は圧巻。
日本の主砲筒香にオールストレート勝負を挑み、空振り三振。
自慢のストレートが通用することを示してみせました。
ロペスにもストレート勝負で挑み、強打者に通用するストレートであることを証明。
抜群のピッチングでした。
8月20日の阪神戦でも、その投球は健在。
福留という強打者にも、なかなか捉えさせない辺りはほんとうに凄い!
7回無失点で11奪三振。
ピンチでも落ち着いていて、完璧なピッチングでした。
ドラフト2位で獲得できた幸運
畠はドラフト2位のピッチャーだけど、普通にボールを見れば、ドラフト2位では取れない投手。
あんなボール投げれるんなら、絶対にドラフト1位だと思います。
しかし、ドラフトの直後に手術することになっていたから、見送る球団という決断が多かったように思います。
怪我してる選手を獲得するのは怖かったと思いますが、よく獲得しました!
ほんとにいいなぁと思うルーキーが巨人に来てくれたので、畠にはこのまま鍛錬して、怪我なくいってほしい。
ここまでのピッチャーは久々です。
巨人畠世周に今後期待すること
畠に期待することは来年までに、もう1回り体を大きくして、安定感をより高いレベルに持っていってほしいです。
ストレートは素晴らしいものを持っていて、一流打者がかすらないレベル。
それだけに体力面を最大まで強化してほしいところ。
そして、今のボールを見れば、怪我せず順調に育てば、日本代表も狙える素材。
それだけのボールを投げていると思いますし、個人的に衝撃度は大きいです。
ただ、いいピッチャーなのに、怪我をしてしまったり、なんらかの理由で、いいボールが投げられなくなってしまったりというピッチャーは山ほどいます
畠はそうはならず、もっといいボールを投げれるようになってほしいです。
手術明けということもあるし、プロ1年目ということもあるし、まだまだこれから!
来年の春のキャンプまでに、また大きくなった畠を見たい!
巨人畠世周まとめ
畠はストレート中心で、打者を打ち取っていくパワーピッチャー。
ストレートが全投球の5割を占め、ストレートで空振りを取っていく本格派です。
変化球でも三振が取れて、本当に面白いピッチャーです。
今後、怪我に気を付けて、順調に成長していってほしいと心から願います!!