2017年7月26日
巨人のルイス・クルーズが楽天へ金銭トレード。
クルーズが巨人に来て、2年目のシーズン。
巨人時代のクルーズをまとめました!!
・クルーズに何を期待していたのか?
そもそもクルーズに巨人ファンは何を期待していたのでしょうか?
打撃なのか?守備なのか?
走塁を期待していた人はほぼいないでしゅうが、打撃に期待していたというのであれば、若干疑問が残ります。
もともとクルーズは打率.250前後のバッター。
去年は出場試合数が少なかったものの、成績的に見れば、打率.252 11本塁打。
期待通りの成績です。
出場試合数が少なかったのは残念ですが、それ以外はクルーズ本来の働きをしてくれているわけです。
・クルーズに3割を求めてはいなかったか?
クルーズの巨人での成績を見ると・・・
2016 試81 打率.252 11本塁打 37打点
2017 試9 打率.156 0本塁打 3打点
2年目の今季はマギー、カミネロの加入で、外国人枠が空かず、出場機会に恵まれませんでした。
一方、2016年は出場機会は与えられたものの、怪我が多く、結果的に出場試合数を増やすことができませんでした。
しかし、去年の成績で「クルーズが打てない」と嘆いていてはいけません。
クルーズは試合に出れる範囲で、自らの働きはしていたのです。
クルーズに打率3割を求めていけないのです。
・打率は低くても、年間10本打つ長打力がある
打率2割5分でも、長打があるセカンド。
それがクルーズの立ち位置。
打率.250で、「打率が低い」と言っているようではダメなのです。
守備ができて、打率.250で、長打がある。
そして、セカンド、ショートができる。
その補強ポイントが楽天にマッチしたのでしょう。
すごくいいトレードです!
・まとめ~巨人も上手い補強を~
楽天の二遊間は怪我で離脱中。
その穴を埋める上手いトレードです。
とりあえず、今年をなんとかするというのがクルーズ獲得の意図なので、茂木・藤田がいない間の穴埋めとしてクルーズには期待しているのでしょう。
足りないピースを把握し、上手く補強する。
それが本来の補強のあるべき姿です。