どうも、激アツプロ野球人です。
今シーズンBクラスを推移している読売ジャイアンツ。
そんなジャイアンツで、スタメンには名を連ねないが、ずっと1軍に帯同する選手がいます。
そう。寺内崇幸。
寺内は入団以来、レギュラー定着とはなっていませんが、常に一軍帯同しています。
・大物からホームランを放つ巨人軍寺内崇幸
寺内は大物からホームランを放ちます。
2013年。
クライマックスシリーズで、前田健太からホームランを放ち、ヒーローとなりました。
そして、さらに遡って2009年。
寺内は当時中日のエースだったチェンから、ナゴヤドームでホームランを放っています。
大物打ちの寺内。
・巨人寺内崇幸の役割
寺内がいることで、終盤での選手起用の幅は増える。
ファースト以外は全て守れる寺内がベンチに控えていれば、他の内野手を全員試合で起用することができるようになり、選手起用がしやすい。
ビハインド時であれば、寺内がベンチにいることで、躊躇なく選手起用できる。
一方、リード時は守備固めとして、寺内を起用する。
寺内が1人存在することによって、選手起用の幅は4倍にも、5倍にも増える。
寺内は欠かせない存在なのだ。
・巨人寺内崇幸のプロ入り後成績
寺内崇幸のプロ入り後成績をまとめました。
2008年 試62 .301 0本塁打 3打点 6盗塁
2009年 試78 .167 1本塁打 1打点 2盗塁(チェンからホームラン)
2010年 試31 .000 0本塁打 0打点 0盗塁
2011年 試73 .178 0本塁打 8打点 6盗塁
2012年 試103 .241 1本塁打 5打点 11盗塁
2013年 試114 .225 2本塁打 12打点 6盗塁
2014年 試40 .200 0本塁打 0打点 4盗塁
2015年 試31 .250 0本塁打 3打点 4盗塁
2016年 試55 .129 0本塁打 1打点 0盗塁
2017年 試55 .188 0本塁打 3打点 1盗塁(8月10日時点)
毎年、控えとしてコンスタントに出場しています。
通算本塁打は4本ですが、複数ポジションを安定してできる守備と走塁で、1軍枠を確保し続けています。
・寺内崇幸に他の若手ユーティリティプレーヤーは及ばない
巨人の若手でも、ユーティリティ的なプレーヤーはいる。
吉川大幾等がその代表だが、寺内崇幸ほどの安定感はない。
寺内は試合のどの場面で出ても、常に一定の安定感あるパフォーマンスを発揮できる。
「これぐらいはやってくれるだろう」ということを「これぐらいやってくれる」のである。
・まとめ
寺内崇幸に学ぶことはたくさんあります。
レギュラーでなくても、1軍に入れておこうと思わせる。
それが寺内崇幸。
1軍の中に入っておけば、使われるチャンスはあります。「最後まで控えているのも戦力」
1軍の控えでいられることも選手の実力なのです。