チームには代えのきかない選手が何人か存在する。
野手では坂本勇人。
絶対に代わりがいない選手だ。
そして、先発陣では菅野・田口・マイコラス。
この3人無くして、先発陣は回らない。
そして、もう2人代えのきかない選手がいる。
マシソン、カミネロである。
・今やカミネロの代わりは存在しない
カミネロの代わりは今や存在しない。
守護神としてここまで頑張ってきたカミネロ。
その代わりはもう存在しない。
カミネロは1度登録抹消になった。
カミネロの登録抹消期間、マシソンが抑えを務めることになったが、その間のマシソンの防御率は9.00。
2014年、マシソンは9回に投げると、投球内容が悪くなることが明らかになり、それ以降9回で使われることは限定的だ。
去年の後半戦は澤村が不調で、クライマックスシリーズでは9回に投げることもあった。
しかし、長打性のファールを打たれる等、9回の投球内容は決していいとは言えなかった。
2017年シーズンも、カミネロを登録抹消して、マシソンを抑えにしたが、前述のとおりカミネロ抹消期間の防御率は9.00.
結果を出せていないのが現状だ。
・澤村が復帰しても、守護神はカミネロ
澤村が8月に復帰するのではないかという報道がある。
しかし、肩の怪我明けということもあって、守護神での起用はおそらくないだろう。
復帰したとしても、中継ぎ起用になるはずだ。
となると、守護神の交代はない。
カミネロに頑張ってもらわないといけないし、カミネロが頑張らなければ、巨人は終わりなのだ。
・カミネロが終われば巨人は終わる
カミネロが打たれたら、代わりは誰かいないのかをすぐに探す。
マシソンを抑えにしたら、いいではないかという意見もよく出るし、去年澤村が不調になった時もそういった議論が出た。
しかし、代わりはいない。
カミネロが配置転換されるような状況になれば、それは巨人の浮上の芽が断たれることを意味する。
最低でもAクラスに入って、クライマックスシリーズには出たいところだが、その可能性もなくなるだろう。
・マシソン、カミネロの不調
先日の中日戦で、6‐2から3失点し、ハラハラさせたカミネロ。
大量失点するシーンも目に付くようになってきた。
マシソンも好調とは言い難い。
非常に苦しい状況だが、それは4月から彼ら2人に全てを押し付けてきたツケだ。
マシソン、カミネロは4月から回跨ぎでの起用を余儀なくされ、様々な場面で登板してきた。
序盤からの酷使を心配する声は少なくなかったし、今その起用が影響している可能性もある。
もうあと何試合か登板を見てみないとわからないが、疲労が原因なら、非常に深刻な事態だ。
・まとめ~カミネロの代わりはいない~
カミネロの代わりはいない。
カミネロが打たれて、ダメになった=巨人がBクラスで終戦だ。
巨人がAクラスを目指すにはカミネロが本来の調子を取り戻すしかない。