こんばんは激アツプロ野球人です。
2017年7月4日巨人は広島に勝利。
7回無失点の田口が勝利に大きく貢献しました。
その解説はスポーツ新聞さんにお任せるとして・・・
今日は巨人の勝因の一つバティスタのバンザイを徹底分析したいと思います。
・ボールの見失いは守備の下手と関係あるのか?
バティスタの守備は決してうまくない。
それは確かにそうだが、打球を見失うのにそこは関係あるのだろうか?
答えはYESだ
守備の名手と呼ばれる人達はボールを見失う確率が低い。
見失うこともあるが、それを上回る守備技術を持っている。
ボールを見る角度を自由自在に変えることができるし、走り方も目線をブラさない走り方、全力で追う走り方等、多種多彩だ。
同じように走っているように見えても、走り方は一つではない。
それと同様に、ボールの見方も一つではない。
様々なボールの見方ができるのが上手い外野手だ。
・打球が見にくい状況ではあった
打球が見ずらい状況であったことは間違いない。
中継を見る限り、日はまだ沈みきってはいなかったし、微妙な明るさになっていたことは想像できる。
夕暮れの時間帯の外野フライは一番難しいものだ。
打球を見失う確率は高い。
数十メートル上のボールを見るのだから、見失っても不思議ではない。
が、先ほども書いたように、上手い外野手なら、ボールを見失う確率も減る。
・上手い外野手は・・・
上手い外野手は打球を見なくても、落下地点付近まで行くことができる。
打球から目を離す技術と勇気があるのだ。
これはかなりの訓練が必要だが、熟練の外野手なら可能な技だ。
当然目を離して落下点付近にいけるなら、見失ったボールを再度見つけ出す可能性も高くなる。
よりミスを防げるのだ。
では、バティスタはどうか???
そのような高度な外野守備技術を持ち合わせていない。
下手な外野手ほど、打球に集中してしまう。
そうなると、いざ打球を見失ったときに、どうすればいいかわからない。
打球の追い方に引き出しがないのだ。
いい外野手ほど、適度に打球に集中していない。
打球を追いながら、周りの守備位置や様々なものを確認できているのだ。
・まとめ~外野守備はスイミング~
スイミングスクールに行って、水に顔を付けた時、ほとんどの人が目を閉じるだろう。
しかし、慣れてくると、水中でも目を開けることができるようになる。
水中での余裕が目を開けさせるのだ。
目を開けることによって、水中でも周りを確認することができる。
視野が広がる。
外野守備も同様だ。
打球をずっと見ている外野手は余裕がない。
打球を見ない外野手が余裕のある素晴らしい外野手なのだ。
打球を見ていなくても、落下点近くには行けるのだ。
バティスタはまだそこまで行きついていなかったのだろう。
打球を見失っても、なぜかギリギリで取れる外野手は打球の追い方のパターンが複数ある。
バティスタはただ走って追うだけだった。