高橋由伸監督の采配ではほぼ見られなかった動きが交流戦で出ている。
初球エンドラン。
そんな動きをする采配はあまり見せてこなかった高橋采配。
しかし、交流戦最後の1週間で、采配に様々な動きがあった。
GM交代と関係しているのだろうか?
その謎に迫る。
・采配の変異① 初球エンドラン
6月16日、1番長野が出塁した後、2番の山本に初球エンドランを敢行。
山本は空振りしたが、長野は盗塁成功となり、1アウト2塁となった。
その後、山本はセカンド内野安打。
見事な右打ちを見せ、いきなりノーアウト1.3塁という局面を作った。
初回の攻撃と言えども、これまではバントが中心で、あとは普通に打たせることが多かった高橋采配。
初球エンドランを仕掛けるとは夢にも思わなかった。
・采配の変異② 重信の三盗
この盗塁は重信が単独判断で行ったものであろうと考えている。
しかし、動いていこうと言うようなミーティングあったのではないかと取れる。
これまでにはほとんど見られなかった動きが見られるようになったのは非常にいいことだと感じる。
・采配の変異③ 早めの代打阿部
6月15日ソフトバンク戦。
5回裏のチャンスで、バッター小林に代えて、阿部を起用した。
この起用は素晴らしいと思うが、こんなに早い段階で起用することはあまりなかったように思える。
最後まで代打を使わず、9回に代打を次々と使うのが高橋由伸流だったが、ソフトバンク戦では躊躇なく、阿部を代打として起用した。
満塁だったので、代打阿部は申し分なかったが、これまでの采配とは違うように感じた。
・まとめ
GM交代と監督の采配がどのように繋がっているのか?
また、全く繋がりがないのか?
一般人には知る由もない。
しかし、GM交代以降、積極策に打って出ているように私は感じる。
交流戦後、セ・リーグ同士での戦いになった時、どのような采配を繰り出すのか?
そこに私は注目している。