開幕から2ヶ月が過ぎようとしている今年のプロ野球。
そんな中で、巨人は交流戦が始まる前までの戦いで、3位。
広島戦では大敗続き。
今年の巨人は強いのでしょうか弱いのでしょうか?
目次
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・2016年より強くなった部分
2016年より、強くなった部分は先発投手陣。
開幕からマイコラスが回っているところが去年よりも上回っている点。
しかし、開幕当初よりも、先発投手陣の枚数が減ってきているのも事実。
大竹寛、内海が2軍落ちし、宮國もピリッとしない。
山口俊の復帰が近づいているので、その山口がはまれば、だいぶ厚みを増しそうです。
・2016年より弱くなった部分
打線は去年よりも弱体化。
6番にギャレットを置けていた去年の打線よりも、厚みは落ちています。
3 坂本
4 阿部
5 村田
6 ギャレット
が
3 坂本
4 阿部
5 マギー
6 石川
6番の長打力はだいぶ落ちます。
6番ギャレット、7番石川のような打順が組めれば、厚みは出たでしょうが、今年は組めず。
主軸は強くなってますが、6番以降は弱くなっているという意味で、去年よりも打線は弱体化していると言えるでしょう。
中継ぎ陣は田原の離脱が痛かったですが、復帰!
田原・森福が安定すれば、リリーフ陣は安定してきそうです!
マシソン・カミネロは今のところ活躍し、リリーフ陣の中核を担っていますが、どちらかが故障または不調に陥った時、巨人は窮地に追い込まれるでしょう。
・巨人のスタイルは少数精鋭
巨人のスタイルは少数精鋭。
数年前、いろいろな選手をどんどん使って勝っていった時がありましたが、今は違います。
坂本、マギー、阿部。
そして、菅野、マイコラス、田口、マシソン、カミネロ。
このメンバー達に頼りきりです。
少数のメンバーが柱となって、チームを動かしている。
これが長いペナントでは非常に厳しいでしょう。
・広がるレギュラー選手とレギュラー外選手の格差
レギュラーメンバーとレギュラーメンバー外の選手の格差は広がる一方。
今年控えに回っている村田は打席にあまり立つことができず、打率1割台。
今年は代打陣が充実!
と4月はスタートを切りましたが、徐々に控え組の調子が落ちてきました。
・まとめ~ピッチャーの頑張りが全てを左右~
今年はピッチャーが去年以上に頑張るしかありません!
打線のメンバーは陽以外はベストメンバー。
ギャレット、クルーズも外国人枠の関係で、昇格は厳しそう。
となると、打線は現状が精いっぱいでしょう。
陽が復帰してからの打線の状態が、今シーズンの巨人の打線の状態です。
そこをチェックする必要があります。
投手陣はFA組も2人加入し、カミネロも抑えを担っています。
今年は投手陣を前面に押し出して、守り勝っている野球を強化していくべきでしょう。