春季キャンプの疑問!報道と現実はなぜ大きくズレるのか?

春季キャンプも、はや2週間ほどが経過。

実戦形式での練習が増えてきました。

そんな中、ある疑問が。

それは「報道と現実はなぜ大きくズレるのか?」です。

「キャンプの時は○○がいいと言われていたのに、シーズンでは全然ダメだった」

そのようなことがなぜ起こるのか考えてみました。

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・去年の重信に見る報道と現実の乖離

去年のキャンプの今頃は重信が大注目されていました。

足が速くて、打撃もそこそこで、今年活躍してくれると言った感じの報道がなされていたのを記憶しています。

しかし、現実は甘くなく、シーズンのほとんどを2軍で過ごすことになりました。

なぜそうなってしまったのでしょうか?

新聞報道では現実を知ることはできない

新聞報道では、ほぼ現実を見ることはできません。

例えば、柵越え〇本という情報。

柵越え〇本という情報自体は事実ですが、都合の悪い情報は消し去られてしまうのです。

極端な例で言うと、フリーバッティング50球で、130メートルの柵越えを2本連発!!

しかし、空振りを20球してしまった新外国人がいたとすれば、翌日の見出しは

「新外国人○○!驚異の130メートル弾連発!!」

となってしまうのです。

フリーバッティングで、20球も空振りしてしまうという情報はほぼなかったことにされます。

仮に

「新外国人○○!フリーバッティングで空振り20球!」

などという見出しの新聞一面が売れるでしょうか?

売るのが仕事なわけですから、当然売りやすい記事タイトルをつけることになります。

現実を見せないというよりは、現実の一部を切り取ったものになっている言わざるを得ません。

去年の重信のオープン戦

ここで、去年の重信ですが、練習試合まではそこそこの成績を残していました。

しかし、オープン戦で結果が出ず、シーズンに入ってからは一軍にいる期間は非常に短いものになってしまいました。

あれだけキャンプの時はよかったのに・・・

と新聞をよくご覧になられた方は感じたと思いますし、それは私も少なからず感じました。

ただ、オープン戦でのバッティングを見る限り、バッティングでは厳しいかなと思ってしまったのは事実ですし、重信の打席を全部見た方なら、ほぼ全員が感じたことではないかと思います。

・カミネロに対する報道

「カミネロバットをへし折った!!」

という報道がありました。

カミネロのフリーバッティング初登板後の新聞記事です。

しかし、フリーバッティングでのカミネロの投球を全球見た人で、「カミネロがいい」と言っている人は皆無でした。

マウンドに慣れていないこともありますが、コントロールは「マーク・クルーンより悪かった」

というののが率直な感想。

今後、フォーム改善などで、修正される可能性もありますが、少なくとも報道されたフリーバッティングでのカミネロは「球威はあるが、コントロールはクルーンより悪い」と見るべきだと思います。

・キャンプは実際に見るのが一番!

やはり、実際に自分の目で、全部を見るのが一番です。

見てないものを簡単に信用してはいけない!

そう思います。

「報道されている感じよりも、実際には悪いこと」

「報道はされてないけど、実際にはかなりいいもの」

あると思います。

できる限り、報道されてないけど、実際にはかなりいいもの」を探して、提供していきたい!

このように思っております!

頑張って、探そうと思ってますので、よろしくお願いします。


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