巨人にFA移籍した山口俊!
右肩痛で、3軍スタートですが、今後の見通しはどうなんでしょうか?
本記事では、今後の山口俊の見通し。
そして、山口俊が開幕に間に合わなかった場合、どのような影響があるのかを紹介します!!
・山口俊の開幕ローテは無理だと考える
山口俊投手は開幕に向けて、調整しています。
新聞報道によると、2月下旬にブルペンに入り、そこからオープン戦に2試合ほど投げた後、開幕に向かて調整するという見通しとのことです。
報道通りいくと、開幕には間に合うという見込みです。
しかし、私が思うに
この調整では、開幕に間に合いません!!
理由はオープン戦1,2試合の登板で、シーズン開幕を迎えるのはさすがに厳しいと言わざるを得ないからです。
オープン戦初登板では、だいたい3回あたりをメドに投げます。
それから、5回、7回、100球前後という風に、実戦での球数を増やしていくのが通例です。
しかし、山口俊の登板数では、おそらく100球近くオープン戦で投げるのは厳しいでしょう。
なので、開幕ローテーションに入るのは無理だと考えます。
・山口俊一軍初登板はおそらく4月中旬
山口俊の巨人での一軍初登板は4月中旬あたりになるでしょう。
オープン戦次第なところもありますが、オープン戦で2試合投げ、その後、イースタンリーグで最終テストという流れになると思います。
そこで、100球ぐらい投げて問題なければ、1軍に合流→1軍登板の流れになっていくでしょう。
開幕から、2・3週間で送れることになりそうですが、それほど大きな影響はないと思われます。
無理して、一番大事な夏場以降に離脱されるのが、一番痛いです。
開幕は大事ですが、全てではありません。
しっかり投げれる状態を作ってから、1軍で投げてほしいと思います。
・山口俊の開幕出遅れ。実はメリットだらけ!
山口俊が出遅れることで、先発の枚数が減ります。
これはデメリットのように思われますが、実はかなりのメリットがあります。
そのメリットは、4月上旬にいろんな投手を試せるようになることです。
山口俊がローテーションに入っていない間は当然ながら、他のピッチャーを使っていくことになります。
そこで、いろいろなピッチャーを試せるのが大きなメリットです。
桜井・高木・宮國等、未知数の投手陣や怪我明けの杉内・・・
いろいろと試せます。
しかも、大胆に試せます!
それは
「投げさせたピッチャーが仮にダメでも、最終的に山口俊が戻ってきてそこを埋めればいい」
と考えることができるからです。
穴を埋めるピッチャーが戻ってくることが分かっているので、安心して試せるのです。
ダメだったら、山口俊が戻ってきてから、山口に投げさせればいいし、仮に良ければ、先発の枚数が分厚くなる。
実に素晴らしいです。
去年は残念ながら、そこまで余裕がなかったのか、若手を試す機会が少なく、
4月下旬には高木勇人を4月にも関わらず、中4日で登板させ、結果高木勇人はその試合から2試合続けてKOされました。
この起用を反省したのか、その次の週からは、長谷川・江柄子と若手投手を試し、主力投手の中4日起用はなくなりましたが、高木勇人のバランスは崩れてしまいました。
今年は山口俊が復帰するという余裕があるはずです。
より大胆に若手起用できるはずなので、そこに期待したいと思います。
・まとめ
今年の巨人には試したいピッチャーがたくさんいます。
先程挙げた投手以外にも、新加入で実績ある吉川光夫やドラフト2位の畠など、さまざまです。
山口俊が開幕に間に合わないのは残念ではありますが、それを若手はチャンスと捉え、先発ローテーションに喰い込んでもらいたいです!!