変化球の種類と特徴一覧!プロ野球選手は様々な球種をどう投げているのかを総まとめ

今回は変化球について。

最近のプロ野球は本当に変化球の種類が多くなりました。どの球種を投げているのか簡単に見分けがつかないほど、今は変化球の種類が多種多様です。

そこで、今回は変化球の種類を総まとめ!!

変化球の種類はどのようなものがあるのか?どのように投げれば曲がるのか?をまとめました。

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プロ野球選手が使う変化球・球種一覧

変化球を一覧にしてみました。(左投手と右投手では反対になります)

スライダー右投げなら左、左投げなら右に曲がる
カットボールスライダーより小さく曲がる。球速がスライダーより速い
シュート右投げなら右、左投げなら左に曲がる
ツーシームシュートに近い軌道。若干沈む傾向がある
ワンシームツーシームより変化量が大きくなる傾向。沈む傾向にあり。
フォーク落ちるボール
チェンジアップストレートと球速差があり、緩やかに沈む
スプリットフォークより速く鋭く沈む
ナックル揺れながら落ちる変化球
パーム遅く独特な軌道で落ちる
カーブ球速は遅く、軌道で浮き上がってから沈む
ナックルカーブナックルような握りで投げるカーブ
シンカー右投げなら右下、左投げなら左下に落ちる
スクリューシンカーに近いが、左投手の時によく使う

ストレートは球種の0個目として、紹介します。

では、ここからはどんな変化球があるのかを見ていきましょう。

野球の変化球一覧1. スライダー

スライダーは右投手の場合は左に、左投手の場合は右に曲がります。

すなわち、利き腕の反対の方向に曲がる変化球です。真横に曲がるわけではなく、若干落ち気味で曲がることが多め。

球速はストレートからマイナス15kmほどが基本となります。

前田健太投手スライダーの投げ方

前田健太投手がスライダーの投げ方を公開してくれています。

かなり細かい部分までわかるので、スライダーを磨きたい方は必見です。

平良海馬選手のスライダー

山岡泰輔選手のスライダー

野球の変化球一覧2. カットボール

スライダーと同方向に曲がる変化球ですが、スライダーよりも曲がりが小さく、球速がスライダーよりも速いです。

相手バッターの芯をずらす目的で、主に使われ、カウントを取る球やゴロを打たせる球として使用されます。

ダルビッシュ有投手のカットボール講座

ダルビッシュ有投手が得意のカットボールを伝授してくれています。

川上憲伸投手のカットボール講座

カットボールの使い手川上憲伸投手もカットボールを教えてくれています。

野球の変化球一覧3. シュート

右投手の場合は右に、左投手の場合は左に曲がる変化球。すなわち、利き腕の方向に曲がる変化球です。

主に打者のインコースを攻める時に使い、詰まった当たりを打たせたい時に使います。

吉見一起投手のシュート

ブルペンでの投球も見れるので、投球フォームの参考になりますね!

野球の変化球一覧4. ツーシーム

シュート同様の変化ですが、若干沈むのが特徴です。

球速はストレートとほぼ変わりません。

シュートと同様、打者のインコースを攻める時に使い、詰まった当たりを打たせたい時に使います。

ダルビッシュ有投手のツーシーム

2020年版のツーシームを解説してくれている動画です。

他にも変化球動画がたくさんありますので、詳しくはダルビッシュ有投手のYouTubeチャンネルをご覧ください。

山崎康晃投手のツーシーム解説

山崎康晃投手のツーシームは独特の軌道です。

フォークのように落差があります。

野球の変化球一覧5. ワンシーム

ツーシームに近い動きをしますが、ツーシームよりも沈む傾向にあります。

このボールも相手打者に詰まった打球を打たせたい時に使用します。

野球の変化球一覧6. フォーク

真下に落ちる変化球で、球速は140キロほどであることが多いです。

真っ直ぐきたボールがいきなり真下に落ちるので、バッターが空振りします。

主に空振りの三振を取りたい時に使い、決め球に使っているピッチャーは多いです。

このボールを失投すると、球威のないボールになってしまい、長打を打たれる危険性もあります。

吉見一起投手のフォーク解説

お化けフォークで有名の千賀投手に教えたフォークボールを伝授しています。

藤川球児投手フォークボール解説

野球の変化球一覧7. チェンジアップ

低めに落ちるが、フォーク程鋭くはなく、タイミングをずらすために使います。

プロのチェンジアップの球速は130キロ弱ほどになることが多く、バッターのタイミングをずらして、カウントを取ったり、三振を取る時に使用。

前田健太投手のチェンジアップ解説

2018年最も打たれなかったチェンジアップを解説してくれています。

成瀬善久投手のチェンジアップ解説

左投手には成瀬投手のチェンジアップ動画が公開されています。

野球の変化球一覧8. スプリット

フォークより球速があり、変化は小さめ。

速く鋭く落ちる変化球です。

フォークと同様に打者の三振を取る時に使いますが、球速は140キロを超えるものが多い。

上原浩治投手のスプリット解説

スプリットで打者を打ち取ってきた上原浩治さんの解説です。

野球の変化球一覧9. ナックル

揺れながら落ちるため、打者が捉えずらいボール。

投げるのも難しいため、実際に投げているピッチャーは少なめです。

野球の変化球一覧10. パーム

落ちるが、変化が不規則で、天候などの環境にも変化が左右されます。

投げるピッチャーは少なめです。

床田投手のパーム

床田投手のパームです。

なかなか独特な変化をしてますね。

野球の変化球一覧11. カーブ

斜めに曲がる変化球で、球速が遅め。打者のタイミングを外すのに有効な球です。

球速が遅いので、甘いコースに行くと、打者に長打を打たれる可能性が高めに。球速は110キロ〜120キロほど、100キロにも満たないスローカーブを投げるピッチャーもいます。

星野伸之投手のスローカーブ解説

伝説となっている星野伸之投手がスローカーブを解説してくれています。

斉藤和巳投手のカーブ解説

斉藤和巳投手もカーブを解説してくれています。s

野球の変化球一覧12.ナックルカーブ

変化自体はカーブと変わらないが、握り方が違う。打者のタイミングを外すのに有効な球。

五十嵐亮太投手のナックルカーブ解説

五十嵐亮太投手がナックルカーブを解説してくれています。

野球の変化球一覧13. シンカー

カーブとは反対方向に、鋭く落ちる変化球。球速は140キロほどのものが多い。

サイドスローやアンダースローの選手が投げることが多いが、2018年は菅野智之が習得を目指して、話題になった。

摂津正投手のシンカー解説

難しいシンカーを解説してくれています。

野球の変化球一覧14. スクリュー

シンカーとはほぼ同じ変化をするが、シンカーよりも、若干浮き上がってから落ちます。

山本昌投手のスクリューボール解説

山本昌投手がスクリューボールを教えてくれています。

変化球を勉強するには!?

変化球について、勉強するには本がオススメです。

最近ではかなりの本が出版され、多種多様ですが、その中から、おススメのものを紹介します!

今はYouTubeで様々な変化球解説があります。

自分に合う動画や本を見つけて、変化球をものにしていきましょう。

変化球の種類一覧まとめ

変化球の種類は年々多くなってきています。

プロ野球中継でも、球種を当てるのが難しいです。

しかし、変化球を理解しておくことで、野球がより楽しく見れますし、野球をやっている方は変化球を投げるようになったりします。

なので、変化球に関する知識をしっかり身につけて、より野球を楽しみましょう!!

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